ウユニ塩湖って暑いの?寒いの?
どんな服装で行くのが正解?
旅行に持っていくべきものは何?

 

こんな疑問を解決する記事です!

ウユニ塩湖への旅は、日本の国内旅行とは色んなことが異なります。行ったことがない人にとっては、そもそも暑いのか寒いのかすら想像できないですよね。

でもご安心下さい。
世界一周旅行と新婚旅行で計2回ウユニ塩湖に行った私なら、その疑問にお答えできます。

この記事では、ウユニ塩湖旅行における最適な服装と、持って行くべきおすすめの持ち物を紹介します。

最初に知っておきたい『ボリビアの気温』

鏡張りのウユニ塩湖を見ようと思ったら、ボリビアの雨季を狙って訪れる必要があります。その中でも、もっともベストな時期は1月~3月です。

1~3月のボリビアの気温
ウユニの気温:最高気温 20度前後、最低気温 10度前後
ラパスの気温:最高気温 15度前後、最低気温 5度前後

1~3月というのは日本は冬の時期ですが、一方で南半球にあるボリビアは夏の時期にあたります。だから暑いのかな?と思いますがそうでもありません。

というのも、そもそも旅行者が訪れるようなボリビアの都市は標高が3,000メートル級なので、時期に関係なく日本の夏のような暑さがないのです。

感覚値ですが、東京でたとえるなら11月ぐらいの気温に近いです。

ウユニ塩湖に最適な『服装』とは?

ウユニでの服装

ウユニに関しては、昼間はあたたかいです。街中だと長袖1枚あれば大丈夫です。風さえなければTシャツでもいけますし、実際に欧米人のバックパッカーだとTシャツの人も見かけます。

ただし、風はけっこう冷たいので、ウインドブレイカー的な羽織りものがあると便利です。

塩湖の中だと、昼間は水面の照り返しがキツイので街中より暑く感じます。ただし、風もけっこう強いのでやっぱり長袖1枚あるとちょうど良いかなと思います。

一方で夜になると気温は下がります。街中を歩くとすれば、夜ご飯を食べに行くか、部屋で食べるお菓子を買いに行く時ぐらいでしょうから、軽めのダウンジャケットを羽織るぐらいがちょうど良いです。

夜のウユニ塩湖に行く場合はもっと寒いです。ツアーの開始時間が夜中の3時とかなので、そもそも気温が低く、また着いてから身体をあまり動かさないので芯まで冷えます。

POINT

夜の塩湖ツアーでは、日本の1~2月並みの真冬の服装がおすすめです。

ラパスでの服装

ラパスに関しては、ウユニよりも寒いですが、軽めのダウンを持っておけば昼も夜も対処できます。

深夜に街を徘徊するようなことがなければ、夜のウユニ塩湖ツアーより寒いことはまずありません。

持っていくもの

ここからは、私の2回のボリビア旅行経験をふまえ、欠かせない持ち物を紹介します。

1. ヒートテック


画像引用:UNIQLO|ユニクロ公式サイト
まず絶対に外してはいけないのが、これです。何も考えずに、ヒートテックの上下を旅行カバンに入れておいて下さい。

旅行中は、ヒートテックの下を常に穿いていて、ヒートテックの上は夜中に着るような感じです。

「持っておくと便利」ではなく、「持ってないと一番困る」アイテムです。

2. 軽めのダウンジャケット


画像引用:UNIQLO|ユニクロ公式サイト
ウユニ塩湖の旅行には軽量のダウンがあると何かと重宝します。厚手のダウンでももちろん良いのですが、昼間はそれだと暑すぎます。

個人的にはユニクロのウルトラライトダウンパーカをおすすめします。軽くてかさ張らず、薄手なのにめちゃくちゃ温かい。

そして、旅の場合は絶対フードがあった方が便利です。頭までかぶれば寒さ対策にもなるし、急な雨にも対応できます。実際にウユニの町でどしゃぶりの雨に降られましたが、ホテル戻ってパタパタ叩いたら普通に元通りになりました。撥水性すごい。

3. 厚手の靴下

別に厚手じゃなくてもいいのですが、とにかく温かい靴下は必須です。

バスや飛行機の場合、いざ乗ってからエアコンが寒いと思うことが必ずあります。この移動時間を利用して少しでも体を休めたいのに、寒くて寝れない。そんな悲劇は避けましょう。

他にも靴下がほしいシチュエーションはあります。

・ホテルの中が意外と寒かった。
・ベッドのシーツが思ってたより薄かった。
・雨が降ってきて急に気温が下がった。

などなど、とにかく持っておいて損はありません。温かい靴下一足で、そのリスクの半分ぐらいは回避できます。ずっと履いている必要はなく、「寒い」と感じた時にさっと出せるようにしておくことが大事です。

「頭寒足熱」の原則
頭を冷やし、足を温めることが体に良いとされています。下半身は常に温かくしておき、上半身の服(羽織りもの)を着たり脱いだりすると、体温調節がしやすくなります。

4. クレジットカード

m_credit-card-1520400_1280

旅行資金を全額を現金で持っていくとか、トラベラーズチェックにしておくようなスタイルは終焉しました。クレジットカードがあれば、全世界のATMでキャッシングができます。

クレジットカードは1枚だけだと不安なので、2枚以上あると安心。ブランドはVISAかMASTERCARDがおすすめです。

キャッシング(お金を借りる)ではなく、預金の引き落とす方法もあります。国際キャッシュカードというものがありますので、もしキャッシングに抵抗のあるようでしたら、そちらをおすすめします。

しかし引き落としの手数料を考えると、結局キャッシングが一番お得です。

5. できるだけ高性能なカメラ

せっかく南米までやってきて、世界一ともいえる絶景が目の前にあるのに、スマホでしか撮影しないのはもったいないです。

個人的には、できるだけ高性能なカメラを持っていくことをおすすめしています。

これは少し専門的な話になりますので、下の記事にまとめてあります。

6. 三脚

「三脚が何のためにあるか」を知らない人は結構多いと思います。

記念写真でカメラマンも一緒に写るため?

そうではなく、三脚は主に、夕景から夜景写真に使います。

日が落ちて暗くなると、光が足りず、風景を画像として映しこむことが難しくなります。たとえば、真っ暗な部屋でカメラアプリを起動しても、ライトをつけない限りはやはり暗いはずです。

しかし、よく見る夜景の写真というのはどれもきれいに映っています。

・うすら灯りの夜道
・夜の街のネオン
・打ち上げられた花火
・ウユニ塩湖の星空

こういった写真を撮るために必要なのが、実は三脚なのです。

たとえば昼の光を100だとして、100の光があるところでシャッターを切った場合、0.1秒で写真が撮れるとします。では夜の光を1だとすると、同じような写真撮るのに必要な時間は何秒でしょうか?

答えは10秒です。光が100分の1しかないので、代わりに時間が100倍かかります。シャッター音は、カシャッ!ではなく、カッ・・・・(1秒、2秒、3秒~9秒)・・・シャッ!となります。

さて、1枚の写真を撮るのに10秒間かかる場合、普通に手持ちでシャッターを切ると間違いなくブレます。昼間にシャッターを切ってもブレないのは、手のブレよりもシャッターのスピード(2000分の1秒とか)の方が速いからです。

しかし、10秒間も人間が静止していることは不可能です。動いていないつもりでも、人間はわずかに振動しています。三脚は人間の振動を一切伝えず、長時間のシャッターを切るために使われています。

例えばこんな写真だって、三脚がないと絶対にこんな風には写りません。(実際は真っ暗だから)

7. スマホホルダー(三脚付け)

m_iphone-1603478_1280

ウユニ塩湖で自撮りするなら、スマホを固定できるホルダーを持っていきましょう。

立派なカメラもいいけど、何だかんだスマホで撮りたい時もあります。気軽にビデオを撮りたい時もあります。しかし、風景ばかり撮って、肝心の自分たちがそこにいないのでは寂しいものです。

自撮り棒も悪くないけど、三脚に取り付けられるタイプのスマホホルダーなら、広大なウユニ塩湖をバックに写真も撮れます。

まぁ人に頼んで撮ってもらうのもいいですけど、自分たちのタイミングで、自分たちが納得いくまで撮りたい時だってきっとあるはずです。

8. サンダル

雨季のウユニ塩湖には水が張っているので、普通の靴で行くとびしょびしょになります。このため、ツアーでは長靴を貸してくれます。

長靴のメリットは、自前の靴が台無しにならない、という点です。

しかしここでよく考えてほしいのは、

せっかく地球の裏側まではるばるやってきて、野暮ったい長靴履いて、写真を撮りたいですか?

ということです。

長靴といってもおしゃれな長靴ではありません。ボリビアの片田舎に置いてある長靴です。

水にぬれてもOKな履き物という条件で言えば、個人的にはサンダルをおすすめします。理由は以下です。

・長靴より洋服に合う。
・荷物としてかさばらない。
・昼間のウユニ塩湖なら水は冷たくない。

ただし、夜のツアーは塩湖の水も冷えきっているのでサンダルは絶対NGです。夜は必ず長靴を履きましょう。

9. 日焼け止め

m_sun-cream-1337629_1280

ウユニ塩湖は高地なので太陽や雲が近いです。日差しが強いし、塩湖の照り返しもすごいです。1日塩湖にいると、鼻の皮が確実にむけます。

真夏に浜辺で半日過ごす時と同じ対策で臨みましょう。

日焼け止めは、こまめに塗っておきましょう。結構バカにできません。いざ困ってから現地で変なもの買うより、日本製を用意しておいた方が絶対安心できます。

10. ヘッドライト

m_silhouettes-808153_1920

途上国の夜は暗いです。ウユニの町なんて電灯が少なくてちょっと外れると真っ暗です。

そして夜のウユニ塩湖ツアーは、さらに真っ暗です。真っ暗な塩湖に着いて、車から出て、バッグからカメラ出そうかな、寒いから上着着ようかな、って思って初めてライトの必要性を感じます。

スマホのライトでも悪くはありませんが、探し物をしている時に片手がふさがるのは正直不便です。三脚のセッティングをしている時はもっと不便です。そしてそれは、現地に行ってから気づくことなのです。

ヘッドライトはちょっとダサイから敬遠する気持ちも分かります。だけど、それを簡単に覆すほどの便利さがあります。

本当に、使えば分かります。

というか、現地で必ず思うはずです。Amazonで注文しとけば良かったって。


 

以上、ウユニ旅行に最適な服装と、持っていくべき荷物の紹介でした。

それでは、皆さん良い旅を!

 

  • 関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP