ライブハウスのノルマ制がもたらした音楽文化の低迷

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ソース:ライブハウスのチケットノルマ制がもたらした音楽文化の低迷

>日本のライブハウスにしか存在しないと言われるノルマ制
>バンドブームが去った90年代以降ライブハウスは、
>自らの赤字を防ぐために無知なアマチュアバンドを
>巧みに騙しバンド自身にチケットを売り捌かせ
>売れなかった分のチケットに至っては、ペナルティとして買わせる
>金額は30分のステージで2~3万円、バンドメンバーで割れば
>大した額にはならないし、ノルマ以上チケットを売れば
>ギャラも出ますが これっておかしくないですか?

>ライブハウス側は最初から良質な音楽を提供する気一切なし
>「バンドが金を払うので一般客が入らなくてもかまわない」
>「バンドが売れても箱にメリットがない」と言う
>意識の低さからライブハウス自体のサービス低下。

>オーディションを怠り、カモ確保のために
>「来るものは拒まず」的に誰でも出演させたり
>ジャンルが滅茶苦茶なブッキング組んだり、糞バンドを大量生産
>全体の水準が落ちれば増々一般客は来なくなる

>バンド側は必死に知人友人に呼びかけ
>チケットを買ってもらう…しかし観客の大多数は
>以前対バン(共演)した「バンド仲間」と言う結果。
>コネ作りにばかり奔走し、バンド同士でお互いのライブに
>行き来し合う状況がバンドブーム以降ずっと続いてる
>まさに駄サイクルの完成

>メジャー組が前座つけないでワンマンやるのも問題。
>落語で言うと真打ちがない興業。それじゃ新人が育つわけない。
>とにかく今の箱のシステムじゃライブで
>新人バンドが客を付けていくってのは相当難しい。
>昔なら簡単にファンが増えメジャーに行けるバンドも
>糞バンドと一緒に潰れてしまう現状

なんかクラブ業界にも同じような匂いを感じる・・・

私がDJやめてから、クラブに遊びに行った時、
常連さんみたいな人が
「イベント自体は全然面白くないけど、○○さんから呼ばれてるし」
って言ってたことがあって、変に納得した。

これが音楽業界の限界なんだろうか。
何だかんだいって、好きなことを中途半端にやってる人に
お金払ってくれるほど世の中甘くないってことだろうけど。

そういう意味では自分がDJやってた時を振り返っても、
やっぱりプロではなかったな、というのを素直に認めざるを得ない。

もちろん当時は”プロ意識”的なものを持ってはいたけれど、
それは所詮精神論でしかなかったような気がするなぁ。
あくまで私の場合ね。

やっぱり普通に社会で、会社として成り立っている経営の中身と比べると、
音楽業界・・・っていうか私の知ってるクラブ業界はずさんだと思う。

すごく中途半端というか、企業努力が全然無い会社・・・
みたいに見える時があるんだよなぁ。

ライブハウスとかもそうなのかもしれないけど、
基本的に、コンテンツだけで勝負!みたいなものをすごく感じる。

クラブでいえば、コンテンツってのはつまり出演DJのことで、
それはネームバリューだったり、プレイの質だったりするんだろうけど、
その周りにある”ガワ”の部分が、ずっと前から全然進化してないっつーか。

クラブ自体のサービスのスタイルも質も何も変わってない。

だから来るお客さんもすごく狭い間口を通ってきてるしね。

それで、つまるところはDJの人気と経営がほぼ直結しちゃうわけなんだけど、
今のクラブの立ち位置としては、

・お客のニーズを満たして対価を受け取るビジネス
・夢を追う若手DJのためのチュートリアルステージ

っていう2つの要素が、すごくバランス悪く混ざってる感じ。

たぶん、絵でも歌でもそうだけど、文化の発展を絶やさないためには、
夢で食っていこうとする人たちに対して、パトロンの役割を果たせる
人なり場所が必要になるだろうから、この状況はある意味必然だけど。

でも、本当の意味でクラブはパトロンではないんだよね。
クラブの経営者も支援したくてしてるわけじゃないくて、
惰性で許容してるだけというか。
“クラブってそういう場所だから”みたいな固定観念で受け流してる節がある。

若手を育てていこう、みたいな気概でやっていくつもりなら、
もっとそれ以外の部分(看板DJや接客やイベントの種類)で、
もっと収益が取れるような工夫をすべきだと思う。

会社でいうなら、純利益が出て、法人税とか払って、
株主にも利益配当して、資本金にもまわして、

で、それで余った自由な金をどう使うか。ってなった時に初めて
「じゃあ来期は若手にも出演の枠を作りますか」
ってなるのが自然なんだろうけど、そのへんが曖昧だよね。

他の業界のことはよく知らないけど、傍から見てると、
やっぱりクラブは夜の世界だからか、曖昧でユルい部分が多いように思える。
まぁそのユルさがクラブの良いところでもあるから、トレードオフなのかな。

あと話変わるけど、クラブ関係者でよく、

「ノリピー事件以降、クラブのイメージが悪くなって、すげー迷惑なんだよね」

みたいなコメントする人がいるんだけども、
個人的にはあんまり理解できないというか、賛同しかねるんだよね。

結構イメージ通りじゃないの?って感じがするんだけど。。。

クラブに根ざして生活している人のドラッグとの関連性って、
少なくとも、クラブという畑の外で生活している人たちからすれば、
ものすごく高いと思う。

そりゃもちろん音楽目的で来てる人も沢山いるけどね、
そんなのは当たり前のことで。

なんか中には、「ケミカルはダメだけど、ナチュラルはオッケー」みたいな基準で
LSDはやらないけど、ガンジャ(マリファナ)はやるっていう方針の人とかいるけど、

たぶん一般の人から見て、違いとか全然分からないだろうし、
どっちにしてもイメージダウンだよね。

ダウンっていうか、今までは現実よりイメージが高くて、
それが普通に戻ったぐらいの感覚なんじゃなかろうか。

ずっと隠蔽してきたことが、露呈しただけの話だし、
ガンジャ撤廃運動を叫んでる人なんか、クラブには居ないからなぁ。

ちなみには私はマリファナは一切やらないんだけど、
否定派でもないし、肯定派でもない。
やりたい人は自己責任でやればいいし、やらない人はやらなくていい。

でも、最低限、日本じゃ違法だってことを理解すべきで、
どういう理由であれ、そういうのが許容されちゃってる世界に対して、
イメージダウンもクソもないという点、
予めご留意いただきますようお願い申し上げます。

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