決定できないひとたち

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それまで”茶髪の弁護士”としてお茶の間の人気者だった橋下氏が、
大阪府知事になって少ししたころ、

ぼんやりTV番組なんかを見ながら、とんでもない人が現れたなと感じて、
それから彼のTwitterを追うようになって、それが確信に変わった。

それからあっという間に市長になった。

いまや押しも押されもせぬ、期待の星。すごいねぇ。

橋下市長に「ついてゆけない」ひとたち。

>ハシズムとかいって批判するひとたちは
>権益を失いたくないひとばかりとおもってたんだけど、
>単に「ついてゆけないひと」が多くいることを知った。

>「ついてゆけないひと」の気持ちはおもに2点だろう。

>a.やりかたが嫌
>b.変化の先の保証がみえないから嫌

>a.やりかたが嫌、というのはおそらくどうして
>橋下市長がこういう手法をとっているのかが判らないのだ。
>彼らにはたぶん唐突にどんどん進んでゆくようにみえるので「独裁」となる。

>b.保証がみえなくて嫌、というのはリスクへの知識不足からきており、
>はやく投資教育を必須科目にすべきとおもう。

>ようは「ついてゆけない」のはビジネスモデルが理解できないということだろう。
>ビジネスをやってる人間からすると、橋下市長のやってることは至ってふつーのことだ。
>ビジネス脳がない彼らは「先に決定がくる手法」についてゆけないのだ。

>これは日本の現状そのものだなーとおもうのは、
>あたらしいことを進めるときに担保として「過剰な保証」を要求することで、
>みえないことや答えのないことに取り組むのが下手なのは、
>個人レベルでもじぶんで答えをつくる作業に慣れてないからだ。

>けっきょく、「ついてゆけないひと」というのは「決定できないひと」のことなんだ。
>決定するための判断軸が多すぎて、しぼりこめないのだ。
>だから、決定するひとが現れると、「保証」を要求する。
>「保証」がないと前に進めない人間なんだ。

私も最初のうちは、橋下氏を否定する人たちの意図が全く理解できずに
困惑していたんだけど、要するにこういうことなんだよね。
上の記事は、ほんとうに簡潔にうまく書いていると思う。

橋下氏が言ってることややってることは、別に奇策でもなければ、妙案でもない。

会社でも会議なんかでも、変革になるような議題だったりすると、
やたらと反発の声が上がって、ムダに時間がかかることが多いけど、それと全く一緒だなぁ。

結局、変革の足かせになっているのは、そういったものすごく大多数の国民なんだろう。
一番の問題は、その人たちがそのことに対して無自覚であること。

マネーの虎で言った、高橋がなりの名言で

「悪意のない泥棒が一番タチが悪い」

ってのがあるけど、それを彷彿とさせる状況ではある。

橋下氏がすごいのは、当たり前のことを当たり前に実行するために、
抵抗勢力とトコトン戦う覚悟と、その準備があるから。

たぶん今の国会議員の中にも頭が優秀な人って山ほどいると思うけど、

既得権益や、その他大勢の抵抗勢力の中にズカズカ入っていて、
泥沼の戦いを承知で挑み、実際に勝ちをもぎ取って帰ってこれる、

そんな種類の人は、そうそう居るもんではない。

 

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