この記事ではこんなお悩みを解決します
・人生経験が必要っていうけど何をしたらいいのかな。
・20代のうちにやっておいた方がいいことは何。
・歳をとってからでもできる経験って何だろう。
・経験はどんな役に立つの?

 

モニー(@coach_monie)です。普段は会社内でコーチをやりながら、副業として個人向けコーチも行っています。上記の悩みを解決する記事を書きました。

 

人生経験が必要っていうけど、何をしたらいいの?

どんな経験が何の役に立つのかを知っておきたい。

人生経験が大事ってよく言われますけど、結局何をすればいいか、よく分からないですよね。

 

このインターネット社会では、欲しいと思った情報はすぐに手に入ります。ちょっと検索すれば分からないことなんてありません。

だからこそ、現代人は間違いなく”頭でっかち”な種族なのかもしれません。

 

圧倒的経験不足

 

個人的に、知識と経験は1:1がベストだと思っています。

つまり仕入れた知識に対して、必ず何かしらの体験をするということです。

 

経験がないから知識の選別ができず、本当に必要な情報の見分けがつけられない。だから情報を浴び続けることでしか安心できない。

それが現代人のライフスタイルだとすれば、それはそれで面白いのかもしれません。

無理に何でもかんでも経験する必要はありませんが、最低限、これぐらいの経験はすべきだと思えるものがあります。

自分の人生にもっといろんな視点が増え、いろんな人の気持ちが分かり、ありきたりの言葉でいえば、「人生が豊かになる」経験です。

 

人生の中で “これこそが必要” と思える経験 10選

水泳スキルの取得

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いきなり「え?」と思うかもしれません。しかしガチです。

もちろん、誰だって水泳の経験ぐらいはあると思いますが、単に「泳いだことがある」経験ではなく、「水泳技術の習得」です。

人生死んだら終わり。生きていれば何とでもなる。

だから人生の中で無意味に死ぬ確率はできる限り避けるべきです。海水浴に行って溺れ死ぬようなことはあってはなりません。

さすがにいい歳の大人になればそんなこともなかなかありませんが、10代~20代の頃なら、いかに遠くまで泳げるかを競うような危なっかしい年齢です。

子供に学習塾や習字などを習わせる時間があるなら、まずは水泳習わせるべきです。

中途半端に泳げる人が一番危ないので、しっかり泳げるレベルまで習得しておくことをおすすめします。

一度泳げるようになると一生無くならない技術。コスパは最高です。

 

車の運転免許の取得

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海で死ぬのも残念なら、道で死ぬのも残念です。

海の場合は、自分の水泳スキルと最低限の危機管理能力があれば大丈夫ですが、道路の場合はそうもいきません。

勝手に向こうから車が突っ込んでくることがあるからです。

そのために車の運転経験(教習所で免許を取る経験)は必須です。

いまどき車も乗らなくていいかなって人も多いかもしれません。

しかし自分が乗る/乗らないに関わらず、免許は持っておくべきだと私は思います。

それは免許証が身分証明書代わりになるからでは決してなく、車に乗っている側からの視点を持つべきだからです。

自分が歩行者である時、自転車に乗っている時、車に乗っている人からはどう見えているか。ーこれを、運転経験のない人は自覚できていません。

車の運転手が、どういう風に動きたいのかが分かれば、歩行者側も、最も安全な位置へ移動することが容易にできます。

自分の身を自分で守るためにこそ、運転者側の視点が必要です。

 

告白

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好きな人への告白。これを避けてはいけません。

恥ずかしいのは分かります。私もずっと逃げてきました。

確実に相手が自分のこと好きって分かるまで告白しない。そんな生ぬるいこともやってきました。

だからこそはっきり言えます。逃げずに勝負すべきだと。勝負ができるようになったからこそ言えるのです。

こういうことが正々堂々とできるかどうかは、その人の生きざまを表している言っても過言ではないのです。

のらりくらり、好きなオーラを出したり出さなかったり、自分が傷つかないように傷つかないように行動する恋愛は、事なかれ主義の王道です。

つまりそういう人は、人生の大きな岐路に立っても、同じように勝負ができず、先送りするだけの人生。

それで自分が良いならいいのです。だけど本当に良いはずがありません。

“それで良い”フリをしているだけの臆病者なのです。ソースは他ならぬ私です。

 

地元を離れること

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地元の大きな温かさと愛を知るために、一度は地元を離れる経験も大切です。

つまり親元から離れるということ。

人間は何事も、失わないとその大切さに気付きません。親も友達も、健康も。

外に出たからこそ、分かるありがたみがあるのです。

これは言葉にするとありきたりですが、実際に経験している人でないと、その本当の意味は理解できていないものです。

今まで当たり前に出てきていた朝ごはん、当たり前に誘ってくれてた友達、当たり前に笑いあえてた会社の同僚。

そんな素晴らしいもの全てを一度手放して、丸裸の自分がイチから新しい生活を始める経験をしましょう。

新しい出会いと繋がりがあり、可能性が広まったり、狭まったり、寂しいこともたくさんあります。

だけどそういうプラスもマイナスも含めて、かけがえのない経験になります。あなたはもっと強く、もっと優しくなれるのです。

 

大きな組織での仕事

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自分は会社員向きではない。雇われて仕事をするのは嫌。そんな意見もあるかもしれません。

しかし、いわゆる大企業と呼ばれる組織では、特有の働き方が存在します。

個人レベルではまず経験できないような億単位のプロジェクトに普通に参加できたり、いろんな部署と横断的に協力して仕事を進めるような、スケールの大きな仕事が経験できます。

一方で、人数が多いことが原因で起こる些細な問題もあります。

何かを規制するためのどうでもいいルール。ピラミッドが大きすぎるがゆえの、無駄な報告書、無駄な会議の数々。

そして、誰も責任を取り切れない、守りの人生。仕事が細分化されすぎたための歯車感。モチベーションの欠如。

大企業の良いところも悪いところも、ぜひ一度経験しておくことをおすすめしたいです。

 

小さな組織での仕事

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大企業でしかできない経験があるように、中小企業でしかできない経験もあります。

小さな企業の場合は、とにかく資金力がなく、人も少ないので、何から何まで自分1人でやらなければならないことが多いです。

大変は大変ですが、逆に言えばすべての仕事を経験できる貴重な機会。

また1人が抱える裁量権も大きいので、いちいち上司に稟議を通して、その結果ハネられて・・・みたいなどうでもいいフェイズを踏む必要も少ないです。

自分が良いと思ったことを実行しやすいのが長所と言えます。それゆえ、会社や顧客に貢献している実感が非常に高いことも特長です。

一方で、資金や人手が足りない分、安月給でコキ使われている感UP。有休の取りにくい雰囲気。社長がワンマンだと逆らえない感。総じてブラックになりがちな環境は揃っています。

こちらもぜひ一度経験しておくことをおすすめしたいです。

私自身がどちらも経験していますが、大企業も中小企業も、どっちが一方的に良いということはありません。

結局はその会社次第な部分も大いにあります。しかしそれぞれに共通した傾向はあるし、それを経験しておくことで、もっと良い仕事ができるようになるはずです。

 

誰かを育てること

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大企業も中小企業も経験していたとしても、ずっとペーペーのままではもったいないです。どんなに小さくても良いから、部下を持つ経験はしておくべきだと思います。

人の上に立つ難しさを知っておくことはとても大切です。

強く言いすぎると相手が落ち込み、優しく言いすぎると伝わらないなど、人を育てるのは本当に難しいことが分かります。

この方法でやればOKみたいな必勝法もありませんし、ひとりひとりに合わせて接し方を変えないと絶対にうまくいきません。

大企業の会社員だろうが、個人事業主だろうが、仕事を続けていればかならず誰かの上に立たなければならない時が来ます。

山奥で1人で陶芸でもやってない限り、仕事は必ず誰かと関わるものなのです。

誰かを育てるためには、相手の性格や本質を見抜くことはもちろん大事です。

しかしまずは自分の我を捨てること。自分の欠点と向き合うこと。

口先だけの言葉には誰も従いません。みんな従ったフリをしているだけで、それで人は育たないのです。

真に相手の気持ちを考えなければ、相手はあなたを信じてくれないことが分かります。

 

長期旅行

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週末を利用した短期旅行ではなく、できれば半年とか1年ぐらいの長期の旅行をおすすめします。

できれば定職のない、自由で身軽な状態がいい。そんな旅行を経験してほしいです。

私が会社を辞めて世界一周した時、この旅行が最も素晴らしいと感じたのは、自分が本当の意味で「自由」である瞬間を実感したことです。

明日の仕事を気にする必要もない、上司からの電話もない、知り合いに見られることもなければ、親へ情報が伝わることもない。

誰の目も気にせず、誰からの束縛もなく、ただ自分のやりたいことや直感に100%従って行動できる。そんなことが日常生活の中であるでしょうか?(いや、まずないと思います)

この「真に自由になった時の自分」の経験が、その後の人生でとてつもなく大きな影響を与えるのです。

今よりずっと自分に素直になれます。何より、これまでずっと気にしてきた、どうでもいい小さな心配事に振り回されることがなくなります。

「○○したらどうしよう」みたいな、「そんなん言い出したらキリないやろ」的なアレからの卒業です。

 

料理

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料理、要するに自炊。コンビニやマック、牛丼屋での食生活じゃなくて、自分自身で材料を買ってきて、自分で作ること。そしてそれを継続すること。

自分の体は自分が食べたものでできている。だから、自分の体を作るものに対して、もっと知るべきだし、もっと経験を積むべきです。

出てきたものを口に放り込んでいて、病気になってから嘆いても意味がありません。

 

人生で最も大事なのは体。

体が健康であって初めて精神の健康がある。精神の健康があって初めて行動力が生まれる。行動して初めて結果が出るのです。

―というわけで、体を疎かにしていては、人生すべてを放棄しているようなもの。自分の人生のために、料理をしてみましょう。

そして自分が作ることで、本当に自分の体のことを考えるきっかけになります。

何より、これまで料理を作ってくれた人のありがたみを実感することになるはずです。

 

貯金と散財

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お金が人生を左右する大きな要素であることは誰しも知っていると思います。

「人生、金じゃない。」とはよく言われますが、あれも「お金はゼロでいいです」という意味ではありません。

もしあなたが「最低限のお金があれば・・・」と言ってる場合は、つまり「お金は大事だと思っています」ということになります。

だから、将来のために、賢くお金を節約して、計画的に貯めることが大事です。

そして、将来のために、“賢く”お金を散財して、使っていくことも同じぐらい大事です。

「散財」というと計画性なく使っているイメージですが、正直それでもいいと思います。

お金の使い方として最も利回りが良いと言われているのが自己投資。

だからといって、○○セミナーみたいなものに大金を使う必要ないですし、そんなに真面目ぶる必要もありません。

簡単に言えば、自分の興味があるものにお金を使うべきなのです。もちろんそれは洋服でもゲーム機でも構いませんが、できれば体験。体験に勝る自己投資はありません。

お金は使うために貯めるべきであって、使いどころを知らずに貯め続けるのは、ただ自分が安心したいだけの行動と変わりません。

お金は人生のためにもっと使われるべきです。

お金の使い方が分かれば、人生はもっと楽しくなる。将来のことばかりを心配する人生ではなくて、今を楽しみ、明日に期待する人生へ。

そのために、まずは自分自身を知ることも大切です。

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