さぁトマト祭りの始まりだ。

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(写真はかっちゃん撮影)

トマト祭り本番。

正直なところ、前夜祭がクソ楽し過ぎて、
もう本番はどっちかっていうとオマケっていうか、
何なら、このまま帰っても後悔はしない。

そのぐらいの気分になってた。

実際、私達6人は皆そう言ってた。

トマト祭りでは、まず9時から広場でハム取り合戦が始まる。

何が行われるかっていうと、

8メートルぐらいある長い木の棒が立てられ、
そのてっぺんにデッカイ生ハムがぶら下げられ、
それを最初に取った奴の勝ち。

っていうゲーム。

簡単に言うと木登りなんだけど、この木の棒には、
ヌルヌルしたラードみたいなものが、これでもかっていうぐらい塗られてるので、
まぁ普通に考えて登れるはずがない。

じゃあ結局どうやったら取れるかっていうと、

皆で協力し合って、誰かが誰かの足場になり、
腹を蹴られ、顔を踏まれながらも、上に登る奴の支えになり、
上に登った奴もまたその上に登る奴の足場になり・・・

という感じで、頂上を目指す必要があるんだけど、

まぁそんな展開になるわけもなく。
もう皆「俺が俺が」の精神で、エゴ丸出しというか、
先に登ってる奴なんか引きずり降ろして、自分が登ろうとするから、
もう埒が明かない。

結果、誰も登れてないじゃん。

っていう。

人間、助け合わないといけないんだよ。
ってことを、教えられてるんだろうね。

って、隣に居たユウちゃんと話してたわけで。

トマト祭り、意外と深いな。

まぁそんなわけで今年も生ハムを取れずにこのゲームは終了し、
いよいよトマティーナの始まりだ。

トマトを満載した大型トラックが、クラクションを鳴り響かせながら、
狭い道へ侵入してくる。

ちなみに、その場にいた人にしか分かんないだろうけど、
このクラクションがすげーテンション上がる。

そこから先はもう、

阿鼻叫喚の世界。

飛び交うトマト、無数の人、
雄叫びをあげる男達、悲鳴をあげる女達、
トマトは全てを赤に染める。

飛んでくるトマトをキャッチするのは至難の業なので、
とりあえずみんな、地面に落ちてるトマトを拾って投げる、拾って投げる、
の繰り返し。

トマトを積んだトラックもガンガン入場してくるので、
10分もすれば、その場はトマトで溢れかえるわけで。

中心部の方だと、もう人が多すぎて、完全にカオス。

サンダルなんてなくなるのが基本だし、
サンダル無くなったせいで、足の裏を切ったりすることも高確率で起こる。
Tシャツも破かれたりするし、
狭すぎてトラックに轢かれそうにもなるし。

場所によっては、完全な地獄絵図だったりする。

本気で泣いてた女の子とか居た。

けど、最高に楽しい祭りなんだ。

この祭りは本当にヤバイ。
これを知らずに、死ぬのは絶対に損だ。
ものすごく期待してた祭りだったけど、その期待のさらに上をいった。

トミーが動画を作ったので、雰囲気はそっちの方で感じでもらえればと。



祭りのあと。

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