ドイツの復活っぷりがハンパない

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で、次にやってきたのはベルリン。
ベルリンはドイツの首都であり、現在最も勢いのある大都市。

実のところ、出発前からドイツにはすごく興味を持ってました。
何故かというと、それはドイツの歴史です。

特に近現代史におけるドイツですね。

たぶん知識のない人もいると思いますので、
知ったかぶりをしてみたいと思います。

世界史を含めてざっくり説明させてもらうと、

いわゆるイギリスの産業革命以降、
資本主義における経済活動がヨーロッパの中で爆発的に進みました。

材料を他国から安価で仕入れ、
機械で大量生産し、
世界中に輸送して販売する。

こういったシステムがこの時期に構築されて、
ガンガン稼いでいこうぜ。って流れができたんです。

それからフランス革命(ナポレオンね)における、
国王政治→国民政治への変化もあったりしまして。

経済活動の拡大は、つまり、他国への交通インフラ整備に繋がり、
インフラ(道とか列車とか)が整うと、他国に製品を送りやすくなる

・・・だけでなく、

兵を送りやすくなる(つまり支配しやすくなる)
情報を流しやすくなる(つまり情報操作しやすくなる)

など、まぁ色々可能になるわけです。

なので、今の世の中にある、経済や政治や思想のベースは、
この時期に固まり、そしてヨーロッパから世界に広められていったのです。

なので、今の世の中はヨーロッパが作ったといっても過言ではないです。

そんでもって、しばらくはイギリスがNo.1の座を守ってきたわけですが、
そこにガチで追いついてきた国がドイツ。

技術力、生産力なんかを高めて、
経済的にもぐいぐいイギリスに追いついてきた。

そうすると、世界はイギリスとドイツの2トップ体制になるわけなんですが、
そんなライバルが平和に過ごせるわけもなく、

必然的に激突することになるんです。
それが、第一次世界大戦。

一応、この戦争はトルコにおける、
民族紛争みたいなものが発端ではあるんですが、

イギリスとドイツがそれぞれ、対抗勢力に肩入れしているんで、
まぁ簡単に言うと、代理戦争みたいなもんなんです。

そして、その代理戦争が、ガチの戦争に発展したようなもの。

で、結果ドイツは負けたんです。

この第一次世界大戦は、それまでの戦争と違って、
もうとにかく消耗戦だったんで、とりあえず戦争を続けてるだけでも、
国が弱っていくような状況だったんですが、それに加えて負けちゃった。

戦争に負けるとどうなるかっていうと、
大抵の場合は、土地を取られる&金(賠償金)を取られる、
っていうのがお決まりのパターンになってて、

こういうデカイ戦争で負けると、ものすごく借金まみれになる。
もうとんでもない額の借金がのしかかるわけです。

でもう、どうにもこうにも首の回らなくなったドイツも、
何とか頑張るわけですが、その頑張りも虚しく、どうにもならず。

そうこうしている内に、世界恐慌まで起こってしまって、
ドイツの経済は完璧に崩壊してしまったんです。

かーらーの、

ヒトラー登場。

あまりにも希望のない世の中だと、ベクトルは違えど、
強烈なカリスマ性に人はすがりたくなるものなのかもしれません。

で、ゴリ押しの政策と軍事活動。

そして、第二次世界大戦の始まり。

そもそもまだ経済的に、復活しきってなかったドイツだったもんで、
最初こそ勢いで攻め込めたものの、もうあとは時間の問題っていうか、

まーそりゃ、負けるよね、アンタ。

みたいな感じで、結果はまたしても惨敗。

こんなデカイ戦争のど真ん中で、2回連続で負けたら、
そりゃあもう、とんでもないことですよ。

立ち直れる気がしない。

たとえば第二次世界大戦だけの死者数を見ても、
イギリスやフランスなんかが、80万人とか90万人なのに対して、
ドイツはほぼ1000万人。

死なせすぎ。

ちなみに日本も結構すごくて、650万人。

そんなガッチガチに負けまくったドイツ、

ナチスの異常な政治、
ユダヤ人の大虐殺、
東西ドイツの分裂、
経済破綻、

もう何でもござれで、辛酸を舐めきったドイツがですね。

今じゃ、もうすっかり復帰しちゃってる。
すっかり先進国。先進国な上に、ちょっと品のある国になってる。

つい50年前の話ですよ?

それにすごく関心しちゃいます。

まぁ戦後の日本の経済成長は、すごいって言われますけど、

たぶんそれと並ぶぐらいの勢いで、
昔のドイツ人が頑張って復興したんでしょうね。

世界でもこんな国は他にないでしょう。

よくドイツ人と日本人の国民性が似てるって言われますけど、
謙虚で勤勉な性格ってのは、
こういう結果を見るとなおさら頷けるかも、って思います。

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