今日、会社に退職の意思を告げました。
・・・止められました。
何とか辞めずに行ける妥協案、みたいなものも沢山提示してもらえましたね。
本当に幸せ者です、私は。
贅沢ですが、私の希望に沿うものではなかったので、結局退職を了承してもらいました。
今の会社は8年間働いたので、すごく心残りはあります。
大きな会社だし、たぶんこの先滅多なことじゃ倒産しない安定感。
休みも取れるし、オフィス超キレイだし・・・。
普通の人だったら辞めないですよね。
30過ぎて、さぁこれからという時期、この先結婚もあるだろうし、
安定した将来のことを考えたりしなければならない時です。
本当にね。私は頭がおかしいようです。笑
ただ、頭がおかしいくせに、ものすごくはっきりとした確信があるのだから困ったものです。
―自分の選択は間違っていない。
いや、正確に言えば、間違っていたって構わない。
ただ自分自身が選択した道を辿った時、その先で何が起こるのかを眺めていたい。
あたかも、公園のベンチでまったりとホットモカを飲みながら、子供を連れた若夫婦のことをボンヤリと眺めているような、そんな心境で。
あたかも、男友達と徹夜明けに海に行って語り合い、昇り始めた朝陽を無言で眺めている時のような澄んだ思いで。
あたかも、天気の良い日に好きな子と手を繋いで近所を散歩するような、そんな安らいだ気持ちで。
何も怖くなんかない。自分が選んだ道の先で何が起ころうとも。
私はただそれを眺めていたいだけ。
自分の目の前で起こっていく事象の全ては、もはや受け入れるしかないのだから。それは何の理屈もなく、スッと自分の中に入ってきて、また今日からの自分を形作っていくもの。
だから結果はどうなっても後悔はない。
どう転んだって、私は私なりにやっていける。
気負う必要もない。躊躇う必要もない。
ただ自分の直感を信じるだけ。自分の嗅覚を信じるだけ。
信じて、その先を見たいだけなのだから。
まだ人生は終わっていない。まだ始まってもいない。
The best is yet to come.