村をふらふら歩いていると、
「やぁ、どっから来たの?」「日本だよ。」って。
「うち、寄っていきなよ。」
「いや、いいよー。」
「いいから、いいから。」
まぁ、いいか。
家に入ると、4畳ぐらいの部屋が2つあって、
「さぁさぁ、かけて。」
「ありがとう。」
「ウェルカムフード。さぁ食べて。」
「ええ、いいよー。」
「いいから、いいから。」
じゃあ、食うか。笑
「彼女が私の妻。」
「あぁ、どうもこんにちは。妊娠してるの?」
「1ヵ月後に生まれるんだ。」
「そうなんだ、おめでたいねぇ。2人目?」
「そうそう。」
「そうなんだ。仕事は何やってるの?」
「漁師だよ。」
「海の男かぁ。じゃ、この魚も獲ったの?」
「そうだよ。”スミビヤキ”好き?」
「スミビヤキ?」
「そうスミビヤキ。」
「炭火焼?! 何で知ってんの?!」
「前に会った日本人が炭火焼が食べたいって言っててね。笑」
「そっか、そっか。」
「もしよかったら、獲ってきたシーフードで、今度炭火焼ごちそうしてあげるよ。」
まじかぃ。