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やっぱお礼って大事だよね。

ペトラ観光を終えて、アンマンに戻ったのち、
同じ日にシリアのダマスカスまでバスで移動。

アンマン行きのバスで一緒になったオーストラリア人のおじいちゃんが、
もうとにかくテンパっててすごかった。

「わ、わし、ダマスカスに行きたいんじゃが、どうしたらええかのぅ・・?
わしには、何にも分からんて・・・。」

みたいな感じで、色んな人に聞いてるんですが、
皆、「現地で聞いたらいいよ」とか、結構冷たい反応で。

そんなわけで予想通り、
おじいちゃんを引き連れてダマスカスに行くことになりました。

見た目は、亀仙人をヨボヨボにした感じです。
サングラスもしてるんで。

「わ、わしもついて行ってええかのぅ・・?」

みたいに言われたら、そりゃー断れないですもん。。

バスの途中停車駅で、外からコーラを買ってきて、

「飲む?」と一言。

へ?と、一瞬戸惑いましたが、おじいちゃんなりのお礼なんでしょう。

「うん、ありがとう!」

と言って受け取ると、満面の笑みで席に戻っていきました。

さっきまでおじいちゃん、
「わ、わし、お金が無くてのう、そろそろ仕事を探さにゃならんくてのぅ。」
みたいに言ってたのに、大丈夫なんだろうか・・・変な心配をする私。

そんなこんなで、シリアとの国境に到着し、
団体客用カウンターでビザ取得手続きをしようとしたのですが、

おじいちゃんは、ビザ代100ドル請求されてました。

おじいちゃんの財政状況が心配です。

「ひゃ、ひゃくドル・・・、わ、わし・・・」

みたいに狼狽えるおじいちゃんを横目に、

「日本人は20ドルぐらいでサクっとビザゲット~♪」

と鼻歌交じりにカウンターにパスポートを提出。

・・・すると係員の様子がおかしい。

一向に手続きしてくれる気配がないので、
バスのスタッフに聞いてもらったところ、

「お前らはあっち」

ってことで、バスに同乗してたアメリカ人と一緒に別の建物へ。
この時は気づかなかったのですが、
恐らくこのアメリカ人と一緒にいたことが多分原因ではないかと思われます。

シリアはイスラエルと仲が悪く、
イスラエルを支援するアメリカとも仲が悪いのです。

そのためアメリカ人旅行者がシリアに入国するのは容易ではなく、
ビザ取得するにも、国境で8時間待たされたりすることがあるそうで。

そしたら案の定、そのアメリカ人は、
「お前にはビザは発行しない!」って思いっきり断言されてました。汗

こわ。

日本人でつくづく良かったと思ってます。

で、別のカウンターでパスポートを提出して待っていると、
「お前らバスから荷物を持って来い!」ってことになって、

????

意味も分からず、メインの荷物2つを持ってカウンターへ。

この時、座席に置いてたブランケットと小さなバッグは、
まぁいいだろうと放置してきたのですが、

ただちょっと不安だったので、

「またバスに戻って来るんだよね?」

とバスのスタッフに何度も聞きなおしたところ、

「そうだ、同じバスで出発するから心配ない。18時にここを出発できる。」

と言うので、ちょっと安心。
でも何故かほとんどアラビア語で喋ってた。さっきまで英語だったのに。

それから、またカウンターで待っていたのですが、
もう一向に進んでる気配がなく。

私より先に待ってるイタリア人も、全く進んでなくて、待ちくたびれている感じ。

で、18時になってもパスポートは返ってこず、
18時半になった時、不安になって外を見たのですが。

・・・バスが消えてる。

え?まさかバス出発したってことはないよね。
客を置いて出発とかあり得ないもんね。うん、それはない。

そう勝手に自問自答して、自分を納得させ、

30分後、パスポートは特に進展がなく。

もう1度外を見ても、バスはどこにも見当たらないのです。

いやいや、きっとどこかに移動しただけであって、
決して出発してしまったわけではないよね。うん、それはない。

第一、うっかり荷物残してきちゃったしね。
うん、ないない。

さらに1時間が経ち、一切の進展がなく。

もう1度だけ外を見たのですが、そこには変わらぬ風景が。

・・・

バスどこー?!!!

結局、ビザ取得に3時間も待たされ、
バスは何も言わずに先に出発。

ダマスカス行きのバスチケット買ったのに、
国境までしか来てないんですけど。

辺りは暗いし、バスは無いわで、困った困った。

とにかくその辺に居る警察や係員に相談するも、
アラビア語オンリーの人ばっかりで、コミュニケーションに一苦労。

散々探し回った結果、
回送バスがダマスカスまで乗せてってくれるとのこと。

そしたらしっかりお金取られて、結局ダマスカス行くのに2倍お金払った私。
でももう疲れたから、お金とかどうでもいいんです。早く宿に着きたい。

バスで下ろされたのがこれまた中途半端な場所で、
そこからさらにタクシー拾わないと、旧市街まで行けないという。

仕方ないので、タクシーに乗ったんですが、
このタクシーの運ちゃんが当然ながらアラビア語オンリーで、
宿の場所を理解しているのかが非常に怪しい。

「オッケーオッケー。任せとけ!」

みたいなノリなんですが、どうにも任せづらい。

で、それらしきところに着いて、

「ほら、そこの道入ったら、もう宿はすぐそこだから!」

って言うんですが、どうにも怪しい。

「ちゃんと宿の前まで連れてって。」とお願いするも、

「この道タクシー入れないから!宿はすぐそこだから歩けるって!」

みたいに強引に押してくる。

とにかく英語が通じないので、
こういうやり取りも非常に困難で本当に疲れる。。

それで諦めかけてたところ、通りがかった若者2人組。

一応程度に「英語喋れます?」と聞いてみると、

「どうしたの?」と英語で返答。

やった。

やった。

父さん、僕やったよ。

こんな夜遅い時間、人通りも疎らな通りで、
よくぞこのタイミングで通り掛かってくれました・・・マジ感謝。。。

それで状況話したら、
「俺らが連れてってやるよ。」と心強い一言。

もう本当ね、

心の底から助かった。
お礼したいけど、彼らメールアドレスは持ってなくて、
あるのは携帯だけだと言う。

うーん、これはリビアまでお礼しに行かなきゃなぁ。

この2人はアフリカにあるリビアの人達。
1人はシリアで留学中。もう1人はその友達に会いに来たという。

しかも片方はリビアでモデルをやってるとのこと。
どうりで、イケメンだわ、オシャレだわ、背高いわ、ゴツいわ。

彼と夜遊びに出たら、かなりの確率でおこぼれを頂戴できそうです。

うーん、これは本格的にリビアまでお礼しに行かなきゃなぁ。

 

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