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イスラエルをノースタンプで入国する方法

  • 2010年8月12日
  • 2019年10月22日
  • 旅のTips
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ご存知の方も多いと思いますが、
イスラエルは色々と政治的に問題のある国で、
アラブ諸国とすこぶる仲が悪いです。

なので、イスラエルに入国した旅人は、
シリア、レバノン、イエメンなど、イスラム圏の多くの国で、
入国を拒否される”可能性”があります。
気にしないのはヨルダンとエジプトぐらい?

「お前、イスラエル行ったってことは、俺らの敵だから、入れてやんね。」
みたいな、まぁちょっと小学生みたいな理由で入れてくれないわけです。
(いや、本当はもっとマシな理由があるのでしょうが)

なので、アラブ諸国を旅する人達がイスラエルに行こうとした場合、

・アラブ諸国を周ったあと、最後にイスラエルへ入る。

または、

・イスラエルにノースタンプで入る。

という方法しかありません。

というわけで、今回はイスラエルにノースタンプで入る方法を書きます。

なお、イスラエル側も、
前述のような事実(他の国に入れなくなる事)は理解しているので、
特別疑われるようなことがなければ、ノースタンプで通してくれます。

では何故ここで方法を書いているのかというと、
ある程度、順序や質問内容などを把握しておいた方がサクっと入国できるからです。

質問の答えがグダグダになったりすると、
変に怪しまれて、何時間も待たされるハメになるからです。

別に私たちは、政治的な部分にタッチする気もないし、
単にイスラエルを観光したいだけなのですから、不毛な時間を過ごしたくないだけ。

とはいえ、事実を隠蔽することになりますので、自己責任でお願いします。

ここに書かれた情報に基づいて何らかのトラブルが起こったとしても、
当サイトでは一切の責任を負いかねます。

ここでは、一番オーソドックスなルートを書きます。
・・・というか、実際このルートしか無いのかもしれませんが。

まず、ヨルダンのアンマンから、タクシーなどに乗って、
キングフセイン橋まで行きます。

キングフセイン橋は、ヨルダンとイスラエルの国境にある橋で、
ヨルダン側では「キングフセイン橋」と呼ばれますが、
イスラエル側では「アレンビー橋」という違う名前になっています。

ヨルダン側国境についたら、まずパスポートコントロールがある建物で、
荷物をX線検査に通します。

そのあと、窓口で出国手続きのためパスポートを提出するのですが、
この際、「ノースタンプ、プリーズ」と伝えます。

以前は出国税があったようなので、印紙を買ったりする必要があったのですが、
今は出国税が免除されているので、あとは待つだけです。

ヨルダン側は至って簡単なので、正直何も心配要りません。

名前を呼ばれたら、パスポートを受け取ってください。
パスポートに出国スタンプが押されていないことを確認しましょう。

また、パスポートと一緒に出国スタンプが押された紙が渡されますので、
これを無くさないように。

パスポートコントロールを出ると、バスに乗るように促されますので、
言われるがままにバスに乗り込みます。

このバスは有料でして、
バス代+荷物代が請求されますので、大人しく払います。
荷物代はバスの横にある、荷物入れスペースに預けていた場合のみで、
バス内に持ち込んでいる手荷物は関係ありません。

バスの中で、出国スタンプの押された紙は回収されます。

しばらくするとバスがイスラエル側に到着します。
降りると、外に列ができているので、とりあえず列に並びます。

ここで、大きな荷物を持っている人は預けることになり、
パスポートの裏に荷物預けのシールを貼られますが、

大きな荷物を持ってない人は預ける必要がありませんので、
係員がシールを貼ろうとしてきても、断って良いと思います。
私はその時点で意味が分かっていなかったので、貼られましたが。

列の最後に小さなボックス型のカウンターがあるので、
その中の係員にパスポートを提出します。

そうすると、よく分からない小さなシールを裏に貼られます。
正直これが何なのかはよく分からないのですが、ここでのやり取りは、
本題の「ノースタンプ」とは関係ありませんので、安心してください。

そのあと、建物の中に入ります。

最初にやることは、空港によくあるような、
手荷物検査&金属探知機のゲートをくぐることです。

これはまぁどうってことないので、サクっと抜けられますが、
このあとが本番です。

入国スタンプを押す係員のカウンターがずらっと並んでいるので、
粘着質な顔をした人を避けて、なるべく親切そうな人か、
仕事はダルいからさっさと終わらせたいと思っていそうな人、
そういう係員のカウンターに並んでください。

いや、人を顔で判断しちゃーいけません。

自分の番が来たら、パスポートを提出すると共に、
「ノースタンプ、プリーズ」と言ってください。できるだけ、ナチュラルに。
あと聞こえてなかったら意味ないので、ある程度の声量で。

とりあえず、「なぜノースタンプなのか?」と必ず聞かれます。

一番無難な答え方は、「トルコまで陸路で行くために、シリアを通るから。」です。
(シリアはイスラエルのスタンプがあると入国できません)

たまに、「いつ日本に帰るのか?」とか聞かれますので、
帰国予定が決まっている人は、それを答えてください。

もしシリアから飛行機で日本に帰る予定があるのなら、そう答えてください。

もちろん、その場合は前述の質問に対して、
「トルコまで陸路で行くために、シリアを通るから。」ではなく、
「シリアからの飛行機で日本に帰るから」と答えておく必要がありますが。

なお、飛行機で帰る、と答えると、
「チケット予約してる?チケット見せて?」などと言われますので、
そういう予定がない人は、下手にそういう答え方はしないでください。

中途半端に答えて、しどろもどろになるのは、一番怪しまれます。

あとは、

・入国の目的:観光
・観光場所:エルサレムのみ
・宿泊先:宿の名前(これは念のために住所までメモっておくと良い)
・滞在期間:予定している滞在日数を答えてください。

程度の質問です。

宿泊先を予約しているか聞かれたら、予約している人は予約して
いる、
予約していない人はしてないと正直に答えてください。
別に、その場で電話して調べられたりはしませんが、嘘つくと墓穴掘るので。
なぜ予約していないかと聞かれたら、「部屋を確認したいから」とかでOKでしょう。

もし、「イスラエルに知り合いは居るか?」とか聞かれたら、
まぁ普通は居ないでしょうから「居ない」と答えます。

入国/出国カード?を渡されますので、それを記入して提出してください。

パスポートと一緒に入国/出国カード?にスタンプを押されて返却されるはずです。
(このカードは無くさないように)
念のため、パスポートに入国スタンプが押されていないことを確認してください。

あと、何かもうひとつぐらい紙を受け取って、
その後すぐに回収されたような気もするのですが、そこは覚えてないです。

いずれにしても、パスポート返却されたらほぼ終了ですので、問題なし。

パスポートコントロールの建物を出たら、
出口でミニバスが待っていますので、それに乗り込んでください。
中心地(エルサレム)まで連れて行ってくれます。

それから最後に一点。
イスラエル側パスポートコントロールの建物に入る前に、
パスポートの裏に貼られるシールがあるのですが、
建物を出たら速攻で剥がしてください。

跡が残っていると、他の国でイスラエルに入国したとみなされ、
入国拒否をされる場合があります。(実際そういう人がいました)

結構粘着力があって、無理に剥がすとかなり跡が残るので、
なるべく慎重に、綺麗に剥がしてください。

跡が残ったら、指で擦るなりして、頑張って綺麗にしてください。

一応、出国の際に必要になるものではないはずですが、
心配な人は、何か別のものに貼り直して保管しておくと良いです。

一番いいのは、パスポートカバーをしておくことです。
そうすると、シールはカバーの上に貼られるので、
カバーを外してしまえば、パスポート自体には何の跡も残っていないので。

おしまい。