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周りの友達はとっくの昔に結婚して、しばらく何年も友達の結婚式がない時期があり、私は本当に最後の最後に滑り込んだ感じの晩婚だった。

何でこんなに遅くなったかは言うまでもなく意識の低さなんだろうが、真面目に考えるとたぶんこういう要因あるかも。

・20代は全然結婚に興味なかった。
・30代になって結婚に興味を持ち出したが、東京に住んでたこともあって、都会は晩婚の人が多く余裕こいてた。
・友達は20代でバンバン結婚していったが、本当に仲の良い親友たちが全然結婚してなかったので、さらに余裕こいてた。
・挙句に会社やめて海外放浪した。←決定打

 

まぁ、終わったことはしゃーないよね。

 

日本に帰ってきてから、「まじ結婚してー」ってなったけど、時遅し感がすごかった。

 

よく考えたら、職もない、住むところもない、長髪、ヒゲぼーぼーのみすぼらしいバックパッカー。

 

これはやばい。

 

そう自覚して、10数年ぶりに実家に戻って地元で職を見つけて日本の生活をスタートした。

 

それから私が結婚するためにやったことは、たった3つ。

いやむしろ、あれこれ手をつけては実らないと思っての、絞り込んだ3つだった。

 

 

 

①まずは遊びに行きやすい環境をつくる。

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結婚するためには、まず異性と付き合う必要がある。
異性を付き合うためには、まず出会う必要がある。
出会うためには、まず人と交流する必要がある。

 

つまり、まずは遊びに出掛ける必要がある。

 

学生時代はクラスがあるし、部活やサークルもあるし、運動会とか文化祭とかイベントも盛りだくさんで、結構どーにでもなるもんだが、社会人になると出会いは激減する。

はっきりいって、職場がすべて。職場で出会いが見込めないなら、遊び人の友達とつるむか、合コンにいくか、そうでもなければ出会い系サイトにも登録しそうな勢いがある。

 

だから出会える出会えない以前に、まず人が集まりそうな場所に顔を出さないことには始まらない。それが同姓の友達の家でもいい。男同士2人で集まって、家でプレステ4やる。ぐらいのオタクな遊びでもいい。

 

家で一人でスマホでfacebook眺めて、友達と一緒に写真に写ってる異性が美人かどうか懸命にピンチアウトしてるよりずっといい。

 

プレステ4やってる途中で、ちょっとコンビニ行かね?ってことになって、外に出たらバッタリ旧友と会うとか。そんな都合の良いことがなくたって、今のコンビニのレジの子かわいかったよね。っていう小さな幸せぐらいなら手に入るわけだし。

 

私の場合、今までがずっと一人暮らしだったので、実家に住むなんて本当に久しぶりすぎたんだが、もし同じように実家に住んでいる独身の方がいるのであれば、私はこうアドバイスしたい。

 

「即刻、引っ越せ!」

 

実家なんかに住んでたらダメだ。

親が晩飯用意してるだろうから一回連絡しとかないとマズイかなとか、いい歳こいて朝帰りすると近所の目があるから終電で帰ろうかなとか、そういう遊び(出会いのチャンス)の阻害要因があっては絶対にダメだ。

 

特に年齢的に、いい加減そろそろな人であれば、なおさらそんな生ぬるいことを言っててはダメだ。

―って当時の私は自分に言い聞かせてた。

 

だから最低限の初期費用貯めたら、即刻引っ越した。

友達や知り合いが多そうな場所、遊びにいっても歩いて帰れそうな場所を選んで、一人暮らしを始めた。

これでやっとスタートラインに立ったぐらい。

 

 

②誘いは絶対断らない。

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遊びに行きやすい環境に身を置いたら、あとは遊びに行くだけ。

ともかく誘いを断らないこと。どんなに次の日仕事が早くても、寝てなくても、誘われたら行く。これを自分の都合で行ったり行かなかったりすると、次第に誘われなくなるから、ここは意識して行くようにしていた。

 

ただし例外があって、私の場合、合コンは断るようにしてた。

人にはそれぞれ性格やタイプというものがあって、自分の得意なこと、不得意なことがある。私の場合でいえば、合コンのような短期決戦型の場には全く向かないと、経験上分かっていたので、そこはあえて断っていた。

 

合コンだと、知らない人に自己紹介してだいたい2時間以内にそこそこ打ち解けて、ついでにLINE交換ぐらいまではやらないと次に繋がらないが、正直そういうのが苦手。

まぁ大人なので、普通に自己紹介して、そこそこ盛り上がったりするのぐらいはそりゃーできる。できるけど、心底仲良くなったりなんてしないし、まずそもそも出会う気満々で集まったメンバーで繰り広げるあのうわべの会話が好きじゃない。

そして友達を押しのけてまで、かわいい子の隣を確保したり、自分をアピったりするのも好きじゃない。そうこうしてるうちに、出会いとかはどうでも良くなって2時間経ってるのが、私の合コンのパターン。

 

私の場合はもっとゆっくり腰をすえて、何気ない会話をする中で知り合うぐらいの方がいい。時間制限のある中で、焦って空回りするよりも、時間を気にせず、徐々に自分を知ってもらう方がまだ魅力が伝わりやすいのではないかと自分で思っていて、それで合コンには行かないようにしてた。

そんな確率の低い場に行って、もし同じタイミングでもっと良い出会いのチャンスがあったら(友達から別の誘いがあったりしたら)後悔するかもしれないし、そこは割り切って自分の苦手な場所には時間を使わないようにしてた。

 

既婚者なんかは、「もっと行動した方がいいんじゃない?」とか「理想が高すぎるんじゃない?」とか、あいつら適当なことばっかりいいやがる(笑)けど、そんなの無視していい。

 

 

③いつ何時も、身だしなみには気を抜くべからず。

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芸人の「ほっしゃん。」が昔言ってたんだけど、

「芸人として売れてない頃、とにかく自分は大きなチャンスが来た時には必ず打てるように準備だけ怠らないように意識してた。そのチャンスを絶対に逃したくないから、お金がなくても小さな仕事は断るようにしてた。」

まぁうろ覚えなんで言い回しは正確じゃないけど、内容的にはこんな感じのこと。

それを聞いて、なるほどとすごく納得したのを覚えてる。

 

普通に考えたら、とにかくやれることは全部やった方がいい気がするけど、そういうわけでもないなと。バッターボックスに立った時に、バッチリホームランが打てればいい。そのために必要な素振りだけは欠かさないようにすればいいんだと。

私が合コンに行かなかったのも、こういう理由があるんだけど、もうひとつ、チャンスに備えるためにすごく意識していたのは、服装に気を抜かないってこと。

試合でホームランを打つためには、準備が必要。事前にコンディション調整が必要。

でもいつ自分が試合に出れるかは分からない。ある日突然監督から声がかかって、「おいお前、今日の試合スタメンで頼むぞ!」って言われて、その日の朝から頑張っても遅い。

 

同じように出会いもいつ来るかなんて分からない。何がどう発展するかなんて誰にも予想できないと思う。

だからその時が来た時に、自分ができる最低限の準備、それが身だしなみだ。

髪型や服装は、いつどんな時でも、どんな小さな用事であっても、気を抜かないようにする。

ちょっとコンビニ行くだけでも、深夜に雀荘に行くだけでも、こんなタイミングで異性との出会いなんてありえないし、知り合いにすら会うこともないやろ、って思うレベルの外出でも、「もし出会ったら」と考えて、最低限清潔感をもって、最低限かっこつけて出かけるようにする。

 

第一印象がどれほど大事かは、改めて説明する必要もないと思う。別にキメキメにして、一目ぼれさせたいとか、そういう話じゃない。

Tシャツに短パン、クロックスのおっさんと出会って、果たして女の子は候補に入れてくれるのかよって話だ。

 

出会いのタイミングが予想できないなら、常に準備をするまでだ。そして第一印象は、良いに越したことはないが、別に良くなくたっていい。

大きなマイナスのない、ニュートラルな状態なら万々歳。次につながる価値ある送りバントだ。

だから無理しておしゃれをする必要はない。でも、サボんなよってこと。

 

 

出会いさえ掴めれば、早い遅いはあっても、いずれは誰かと付き合えるし、付き合ったり別れたりをしていれば、いずれは結婚できる。

 

結婚に関しては、タイミングと勢い。これだけ。付き合ってる2人ともがお互いに結婚を意識するタイミングがかみ合えば、結婚できるし、特に男の側でいえば、よし結婚するか!っていう「勢い」が付く時が必ず来る。

そんなの本当に来るんかな?って私もずっと疑問視してたけど、実際来た。

たぶんそんなもんだ。

 

全員ファイト。

 

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