iPhone:海外旅行でWi-Fi(ワイファイ)を無料で使う方法

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先日、後輩から電話があって、

「来週、韓国に旅行に行くんですよ。
一緒に行く友達とiPhoneで連絡取り合おうと思ってるんですけど、
LINEならタダで話せるんすよね?」

「まぁLINEがタダっていうか、Wi-Fi使えばそうなるね。」

「ワイ・・・ファ・・イですか?」

「・・・」

話をよく聞いてみると、

・LINE(もしくはスカイプ)=必ず無料だと思ってる
・Wi-Fiって何?

という感じの知識量ってことが分かりました。
あんまり意識もしてなかったけど、たぶん世の中的には
こういう人の方が大多数なんだろうなぁと再認識しまして。

まぁパソコンとかもそうですよね。こんだけ普及してても、”ブラウザ”っていう言葉すら理解してない人がほとんどだし。

ちなみに、LINEが無料なのはパケット定額制という前提があるからであって、海外に行って、従量課金制の下で使うと、とんでもないことになりかねませぬ。

そんなわけで今回は、海外におけるWi-Fiの使い方なんかを解説します。

 

 

1.Wi-Fiとは何か?

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厳密な説明とかしても多分意味ないので、ものすごく端折って言うと無線LAN(むせんラン)。
もうWi-Fi=無線LANって解釈してもらっていいと思います。この際。

で、無線LANとか言っても、それはそれで難しいので、

早い話が、コードレス(LANケーブル無し=無線)で使えるインターネット。
とりあえず、そういう理解でOKにしておこうじゃないか。

普通、みんなは家でパソコン使う時に、LANケーブルってヤツを
パソコンに挿して、それでインターネットを使ってるはずだけど、
LANケーブル無しでも、見えない電波をキャッチしてインターネットが使える。
それがWi-Fi。

だから、

「ここWi-Fi使えますか?」

という質問は、

「ここでは、(無線)インターネットに接続することができますか?」

という意味だと思ってもらえれば、ざっくり合ってます。

細かい事まで掘り下げて知りたい人は、Wikiってね。

 

 

2.Wi-Fiは無料か?

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そう勘違いしてる人がいますけど、違います。

さっき説明したように、Wi-Fiってのはあくまで無線ってだけで、全てが無料というではないです。

最近だと自宅でもWi-Fiを使う人が増えてきたので状況は変わってきたけど、これまでは大体自宅で使うインターネットはLANケーブルをPCに挿す、有線での接続が一般的で、無線(Wi-Fi)=外出先というケースが多かった。

で、外出先でWi-Fiを使う時というのは、必ずどこかのお店なり企業が、無料でWi-Fiを提供しているものを利用するのがほとんどなので、Wi-Fi=無料という誤解を生みやすい・・・そういう理由なんです。

例えばマクドナルドでWi-Fiが無料だというのは、あくまで客を呼ぶためのサービスの一環でしかありません。ノートPCの電源確保のためにコンセントを用意している店舗もありますけど、そういうのと同じです。電気=無料というわけではありません。

 

 

3.Wi-Fiはどうやって使うの?

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当然ながらWi-Fiというのはノートパソコン等でも同じように使えるんですけど、ここでは、ユーザーの多いiPhoneを例にして説明しときます。

 

iPhoneの場合は、とりあえず「設定」に入ると

上から2番目にWi-Fiの設定があるので、そこをタップ。

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一番上のWi-Fi設定が「オン」にする(右にスライドして緑にする)と、自動的に周囲のWi-Fiを探知して表示してくれます。

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しばらくすると、こういう風に見つかったWi-Fiの名前が表示されます。

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ここでは、

・AirPort
・aterm-~
・Buffalo~
・Game4~

といった4つのWi-Fiが見つかっていることになります。

 

自分の使いたい方の名前をタップをすれば良いんですけど、
ここでひとつ注意点がありまして。

赤枠で囲んだ、南京錠マークのアイコンが表示されている場合は、パスワードを入力しないと使えないようになってます。逆に言うと、このマークが付いてなければタダで使えることになります。

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まぁタダで使えるといっても、マクドナルドやスタバのように公式にWi-Fiを無料開放しているパターンと、無料開放するつもりが無い一般家庭のWi-Fiがパスワード無しで使われているパターンとかがあるんで。モラルのある行動を各自おなしゃす。

 

で、パスワードなしのやつをタップするか、パスワードありのやつをタップ&パスワード入力すると、正常に接続された証として、三本アンテナの電波アイコンが表示されます。
(アンテナの本数は電波状況による)

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これで接続はOK。

あとはインターネットなり、メール送受信なり、スカイプなり
好きなだけお楽しみくだしゃー。

 

ちなみにWi-Fiのオンとオフは、いちいち設定に入らなくても、iPhoneの画面の一番下から上方向にスワイプ(指をスライド)すると出てくるメニュー(正式名称はコントロールセンター)でも簡単に変更できますよ。

これね。

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タップするだけでオンとオフを切り替えられます。

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4.Wi-Fiのみ接続で出来ること、出来ないこと

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Wi-Fiのみを使って、iPhoneでできること。

大抵のことはできます。
どちらかというと出来ないことを挙げる方が早いかも。

出来ないのは、電話とメール(MMS/SMS)です。電話も通常の電話機能が使えないだけで、SkypeなりLINEなりのアプリを使うことで、音声通話をすることは可能ですから、まぁ大きな問題はないです。

メールは、

@docomo.ne.jp
@ezweb.ne.jp
@softbank.ne.jp

のような携帯メールや、ショートメールの類が使えません。

でもGmailやYahoo!メール等のWEBのフリーメールは、Wi-Fiのみの環境でも、通常通りiPhoneでも送受信が可能です。もちろん無料ですから、こちらも問題ないでしょう。
ちなみにソフトバンクの方は、もう1種類@i.softbank.jpのメールアドレスが取得可能ですが、これはWEBのフリーメールと同じ扱いなので、無料で使えます。

 

 

5.海外で有料の通信サービスを使わないようにするには?

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iPhoneは事前に何かの契約をしなくても、海外でも普通に使えるようになっていて、
実際に海外に行くと、「海外での利用方法のご案内」というショートメールが届きます。

そこで案内されるURL先とかを参照しながら、海外ローミングサービスを利用するのもひとつの手ではあるんですけど、如何せん金がかかるんでねぇ。今回はあくまで無料で使う方法のみを紹介します。

まずみんなが心配なのは、iPhoneを海外で使うと、あとで高額な請求が来るんじゃないか?ってこと。

それを最も簡単に回避する方法、それは「機内モード」。

またまた設定に入って、一番上の機内モードをONにするだけ。
そうすると、左上のキャリア名(Softbankとか)が消えて飛行機マークが付きます。

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簡単でしょ?これでWi-Fiに接続しない限りは、
インターネットもメールも使えないから、当然ながら請求もゼロ。

 

もう1つの方法は、モデバイルデータ通信をOFFにすること。

設定に入って、上から4つ目の「モバイルデータ通信」をタップ。

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これを、左にスライドして、

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これでOFFの状態。

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これなら、機内モードにしなくても、有料の通信が勝手に行われることはない。

が、あまり詳しくない方は、モバイルデータ通信をOFFにして、さらに機内モードにしておこう。

 

ここまでやっても、まだ不安なアナタ!

何かの拍子にうっかりオフに戻してしまうかも。
俺、そういうのやっちゃうんだよなぁ、怖いもん。

っていう、救いようのないおっちょこちょい&超絶ビビリ人間にも、安心確実の方法が実はあるにはあるんです。

 

それはズバリ、SIMカードを抜くこと。

え、でもSIMカードって名前は聞いたことあるけど、
実際にそれ、どこに入っているのかすら知らないし、って人意外と多いんじゃ?

とりあえず、もうとっくの昔に葬り去った方も多い、この箱。

中に実はこういう奇妙な金具が入っておりまして。

そんでもってiPhoneの側面には、こちらも奇妙な穴がありまして。

この穴に、先ほどの金具の先端をぶっ挿す!
(やってないけど、シャープペンの先とかでもいけると思われる)
ちょっと強めに押し込むと、SIMカードのトレイが顔を出す。

こいつを引っ張り出すと、こうなる。これでOK。

写真の黒いカードがSIMカード。
このカードによって、誰がこのiPhoneを利用しているのかを管理し、
またそれに基づいて電波の利用を許可してるってわけ。

なので、このカードを抜いちゃえば、(3G回線での)一切の通信ができないし、
必然的に海外での料金請求をされることもありません。
(といってもWi-Fi使えば通信はもちろんできます)

ぶっちゃけここまでする必要はないけど、心配性の人はどうぞ。

 

 

6.実際に海外でWi-Fiを利用するには?

海外でWi-Fiを使うには、いくつか方法がありますが、
大体パターンが決まってるので紹介しときます。

使えるのは、主に、

・宿泊施設
・飲食店
・公共施設(空港とか)
・ネットカフェ

この4つがほとんどだと思います。

利用できる場所は、大体こういうロゴマークを掲げてる
ところが多く、分かりやすいです。

 

 

たとえば、こんな感じ。

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で、実際にWi-Fiを利用するにあたって、若干の豆知識を。
これら全てのWi-Fiを全てが全て無料で利用できるわけではないです。
そんでもって、パスワードの有無だけでも無かったりします。
その辺をちょっと説明。

 

a.完全に無料開放されているパターン
前述の説明の中でも触れた「設定」→「Wi-Fi」→好きな回線をタップ
ってだけで接続できるやつ。これが一番ありがたい。

 

b.お店を利用することでWi-Fi無料のパターン
宿泊施設や飲食店で多い。宿に泊まったり、飲み物を頼んだ人が使える。
大抵、パスワードがかかっているので、店員にパスワードを聞いてください。
「設定」→「Wi-Fi」→好きな回線をタップ→パスワード入力、で接続。

 

c.Wi-Fi利用料が個別に発生するパターン
飲食店のメニューにWi-Fiの料金が書かれていたりする。
あとはネットカフェで利用料を取られるパターン。
まぁネットカフェなら自分のノートPCにケーブルを挿して使うのを頼む方が良い。
「設定」→「Wi-Fi」→好きな回線をタップ→パスワード入力、で接続。

 

d.無料なんだけどちょっと特殊パターン
「設定」→「Wi-Fi」で見ると、南京錠マークの付いていない、
無料のWi-Fiに見えるものでも、タップしただけでは接続できないものがあって、
そういうのは大抵、Wi-Fiの通常パスワードロックではない。
Safariとかを起動してみると、Wi-Fi接続のためのログイン画面とか
が出るので、そこでパスワードを入力することで接続できる。

 

でもねー。そもそも現地の携帯電話利用者のみに開放されてるWi-Fi
だったりすることがあって、そういうのは根本的に利用できない。
あと、Safari開くと、利用許諾契約文みたいなのが表示されて、
それに同意すれば利用できるものとか、そういうのもあって、
この辺は英語がある程度理解できないと、難しいかも。

 

あとは、これの有料パターンとか、Wi-Fiの利用時間が決まってて、
ひとつのパスワードで利用できるのが最大2時間までとか、そういうのもあります。

 

以上です。
Wi-Fiは全く難しくないし、誰でも簡単に利用できる便利なものなので、
海外に行ったら、ガンガン利用していきましょう。

それでは良い旅を。



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