この記事ではこんなお悩みを解決します
・人生をやり直したいけどもう遅いのかな?
・いい年齢になってしまい、この先が不安。
・人に自慢できるような特技もなく自信がない。
・35歳を超えるとやり直しがきかないと聞いた…。

 

モニー(@coach_monie)です。普段は会社内でコーチをやりながら、副業として個人向けコーチも行っています。上記の悩みを解決する記事を書きました。

40代の今からでも人生はやり直せる?

何かを見つけて挽回したいけど、これといって武器になるような得意もないし…。

人生をやり直したい。何とか頑張って新しい人生をスタートさせたい。そんな気持ちを叶えるのに、年齢制限なんてありません。大丈夫です。

 

人生、やり直しがきかない年齢がある?

35歳を超えたら99%の人が人生をやり直せない。そんな風にインターネットでは書かれていたりします。

あなたがもし「人生をやり直せない」と感じるのであれば、それは否定しません。それ自体はあなたの今の考え方であり気持ちですから、誰にも否定する権利はありません。

しかし、その上ではっきり断言しましょう。

人生は、何歳からでもやり直すことができます。

 

人の可能性には上限があって、何歳から下が可能性あり、何歳から上が可能性なし、そんなはずがありません。

ひとつ考えてほしいことがあります。

そもそも「人生は〇〇歳を超えるとやり直せない」といったのは誰ですか?

それはあなた自身の考えでしょうか?
それとも”誰かの言った言葉”でしょうか。
もしそれが、あなた自身が考え、たどり着いたことであれば尊重すべきです。しかしもし誰かの言った言葉をそのまま鵜呑みしている状態だとすれば、黄色信号です。
誰かの言った言葉に沿って生きるのであれば、それは必ずしもあなたでなくてもいいはずです。
この人生はあなたのものです。できることなら、運転席にあなたが座り、ハンドルをあなたが握ってほしいと、私はそう強く思います。

良くも悪くも人生は”思った”通りになる

思った通りとは、「うまく行く」という意味ばかりではありません。

あなたがポジティブに考えればポジティブな方向に進み、ネガティブに考えればネガティブな方向に進むということです。

理由は極めてシンプル。
人は自分が考える未来に対して想像力を働かせるからです。

例を出しましょう。

きっとこの仕事はうまくいかない。

そんな風にあなたが考えた場合、どんなことが起こるでしょうか。

この時、あなたの中には「仕事がうまくいかない」ということが前提にあります。

だから、あなたの脳は「いかにダメージを減らすか」「いかに自分が傷つかないで済むか」もしくは「一体どれだけひどいことが起こるか」という部分に想像力を働かせます。

これではうまく行くわけもありません。

状況を整理しましょう。

この仕事に対して自信がない。この仕事をうまくやるだけの実力や実績もない。そのような自己評価になっているでしょう。

だから本来、それを覆すためには「どうすればこの仕事をやり遂げられるか」「できるベストな手は何か?」といった部分に想像力を使いたいはずです。

それがこの状況で唯一あなたにできること。

にも関わらず、その部分にはあなたの貴重な「想像力と時間」を使っていないのですから、状況が好転しないことはお分かりいただけると思います。

別の例も出してみます。

絶対あの人は話を聞いてくれない。

そんな風にあなたが考えた場合、どんなことが起こるでしょうか。

この時、あなたの中には「話を聞いてくれない」という前提があります。

これを解決するためには本来「どうやったら話を聞いてくれるだろうか」「そもそも相手はなぜ話を聞かなくなったのだろうか」といったことに想像力を使いたいところです。

しかし実際には「また話を聞いてくれなかったらどうしよう」「話を聞いてくれるはずもないから話したくない」「気まずい雰囲気になったらどうしたらいいんだろう」などと考えてしまいます。

そして、あなたが「話を聞いてくれない」と考えれば考えるほど、あなたの中の「話を聞いてくれない人」像は強固なものとなるのです。

これが、良くも悪くも”思った通り”になることの正体です。

 

必要なのは思い込みフィルターを認識すること

人は誰しもこのような”思い込みの”フィルターを持っています。

たとえば同じ犬を見ても「嚙まれたらどうしよう」と思う人と「かわいいな~」と思う人がいます。

これは犬のせいではありません。それを見ている人がこれまでの経験をパターン化して思い込みをつくり、それを目の前の犬に当てはめているのです。

犬に噛まれたことのある人にとっては 犬=”怖いもの”、犬のかわいさに触れて育った人にとっては犬=”かわいいもの”になります。

人は自分の体験を通してしか世界を見ることができません。

あなたの体験が思い込みのフィルターをつくり、そのフィルターを通してあなたは世界を見ています。

過去の体験を選ぶことができない代わりに、いま自分自身がなぜそのような見方をしているのか、なぜそのように感じてしまうのかを認識することは可能です。

どのような思い込みフィルターを持っているかを認識し、その上で自分が本当はどうしたいのかを考えることができれば、状況を変える突破口になります。

 

思い込みをアップデートする

不思議に思うかもしれませんが、思い込みはアップデートができます。

どんなに友達と仲が良かったとしても、その後に壮絶な喧嘩別れをした場合には、その友達に対する印象は最悪です。

この場合、思い込みフィルターは「仲が良く印象の良い」から「仲が悪く印象の悪い」へ上書きされています。

人の思い込みフィルターは、常に最新のものだけが認識されます。

だから過去がどうであれ、思い込みのアップデートさえできれば、人は何歳からでもやり直せるのです。

 

人生を変えるための最初の一歩

最初にお伝えしておきたいことがあります。

「思い込みのアップデートなんてできない」ー あなたがもしそう思っているのだとしたら、残念ながら今はまだできないと思います。

誤解のないように補足させていただきますが、未来永劫アップデートできないわけではなく、今はまだその時期ではないということです。

「思い込みのアップデートはできる」「アップデートしてみたい」ー あなたがもし、こんな風に少しでも可能性を感じているのであれば、それはできます。

もう一度言います。

良くも悪くも人生は”思った通り”になるのです。

 

では、もしあなたが「思い込みはアップデートできる」と感じている場合、人生をやり直すためには何をすればよいでしょうか?

ほとんどの場合、「やり直す」という作業があまりに大きくボンヤリとしすぎて、何をやっていいのか分からないために、考える力を消耗してしまいます。

具体的な順序を説明しますね。

①頭の中を整理する

“思い込みフィルター”をアップデートするためにも、まずは自分自身の頭の中を整理する必要があります。

現代社会では、この思考整理がとても難しくなっています。生活のいたるところに情報をあふれ、スマホをひらけば際限なく通知やニュースが入ってきます。

このため、人は情報処理をし続けているような状態にあります。処理そのものは特別ではありませんが、その量が過剰なのです。

だから、同じように繰り返される思考(過去の体験から作られた思い込み)を止めて、立ち止まり、自分を見つめなおす時間が必要です。

自分が今なにを心配していて、それがどこから来るものなのか。そして、これから先をどう過ごしたいか。について自分自身に問うのです。

自問自答の場合は、自分の中にある思い込みフィルターが働きやすいので、理想は他者から質問されることが望ましいです。

 

②目的地と現在地を理解する

頭の中を整理して、自分が行きたい目的地を明確にします。

お金もある。時間もある。健康もある。そういった一切の制限がないとないとしたら、本当はどんな生き方をしたいか。どんな人間でありたいのか。

自分の現状はひとまず脇において、自分の中にある本当の願いや欲求を言葉にするのです。

そうやって目的地がはっきりしたら、今度は自分の現在地を明確にします。

達成したいゴールに対して、いまの自分は100点中何点の満足度?100%中何%の達成度?

そうやってゴールに対する自分の今いる位置を言葉にします。

そして、目的地と現在地の間にあるギャップ(差)について認識するのです。

 

③ギャップに対して今できることは何か?

目的地と現在地の間にあるギャップについて眺め、それに対して必要なものが何かを考えます。

最初は大きなカタマリで考えます。たとえば「お金」「実績」といった漠然としたもので構いません。

そのあとで「じゃあ必要なお金をつくるためのステップは?」「じゃあ実績をつくるためのステップは?」という風に、“ゴールに対しての階段”をイメージします。

たとえばゴールまでの階段が100段あったとしたら、50段目の行動は? 5段目の行動は? 1段目の行動はどんなものでしょうか?

大きく高い壁になっていた目標を細かく分解して、1つ1つのハードルを低くしていきます。

以下は、仮に「転職したい」と考えた場合のステップの例です。

100段目(ゴール):転職を成功させる
50段目:書類選考を3つ以上通過する
5段目:転職サイトに登録する
2段目:転職サイトをいくつか調べる
1段目:「転職サイト調べる」と紙に書いて机に貼る

 

④本当にその行動をしたいか?

ゴール達成に必要なステップが明確になったら、その1段目の行動を自分で想像してみます。

行動している自分を想像し、達成した自分を想像し、その上で「うん、この道を進みたい」と思えるかどうかを改めて考えてみます。

頭だけで考えた計画になっていないかを、自分自身でテストするのです。

なぜかというと、その気がないことにエネルギーを使っても身体も心も消耗してしまうからです。

だからもし「やってみたいと思えない」「気が乗らない」といった場合には、無理に行動する必要はありませんよ。

一方でもし「やってみたい」と思えたなら、ぜひ実行してみましょう。

 

以上、具体的な4つのステップを説明してみました。私はプロコーチとして普段このような対話(コーチング)を行なっています。

1人でやるのが苦手な方や、本格的にやってみたい方はコーチにお願いするのがおすすめですが、まずは自分1人で問いを立ててみるところから始めてみるといいでしょう。

 

まとめ

人生は何歳からでもやり直せる
考える未来に対して想像力が働く
思い込みフィルターがある
思い込みは上書き・アップデートできる
4つの問い(頭の整理/目的地/現在とのギャップ/一段目の行動)

年齢・学歴・キャリア・実績なんかに縛られる必要はありません。「とはいえ、それがないと難しい」…というそれ自体が思い込みフィルターなのですから。

やりたいこと、ありたい姿に想像力を働かせ、最初の行動を明確にする。これさえができれば、すでに達成できたようなものです。

ぜひ一段上って、一段目から見える景色を実感してみて下さい。

あなたがまだ何もできていないのであれば、あなたは可能性のカタマリです。実現されていない可能性を人よりたくさん持ったモンスター。

 

 

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