ウユニ塩湖行くのに予防接種って必要?
ESTAが要るって聞いたけど本当?
高山病対策はやっぱりした方がいい?
旅行保険はかけた方がいいの?
そんな情報をお探しですか?
世界一周で1回、新婚旅行でもう1回、計2回もウユニ塩湖に行った私が断言します。
ボリビア・ウユニへ旅立つにあたって、
事前に必ずやっておいた方がいいことが4つあります。
そしてその4つのどれもが、忘れがち、見落としがちで、直前になってバタバタする人が必ず出てきます。
早めにやっておいて損のないものばかりです。今のうちから計画を立てて、楽しい旅行にしましょう!
やっておきたい①『ESTA(エスタ)』
もしあなたが既にボリビア行きの航空券を予約しているのであれば、最初に終わらせてしまいたいのがESTAです。
ESTA(エスタ)とは、アメリカに入国するために必要な、事前申請手続きのことです。
※最近アメリカに渡航した経歴がある方は、ESTAの再申請は不要の場合あります。
そう思った方がいるかもしれません。
しかし日本からボリビアに行く場合には、よほどマニアックな人でない限り、アメリカを経由するはずです。そして飛行機がアメリカのどこかの都市を経由するのであれば、ESTAの申請が必要です。
そもそも、なぜESTAの申請が必要なのか。これを噛み砕いて言えば、こういうことです。
今後入国する奴は全員身分証明させるわ。
素直に従いましょう。
国をまたぐ乗り換えの場合、つまり日本→アメリカ→ボリビアのような場合は、経由国(この場合アメリカ)に一度入国する形になります。
あなたがアメリカで観光するつもりがなくても、たとえ空港内に3時間しか滞在しないとしても、です。
入国審査 → 荷物受取 → 税関審査 → 荷物再預け or 一度到着ロビーへ
ちなみにESTAの申請というのは、本来は急ぎの作業ではなくギリギリ一週間前とかでも申請可能です。
しかし、「急がなくていい」というところが罠で、余裕がありすぎてギリギリまで放置する人が結構います。申請を忘れて渡航すると門前払いを食らいますので、こういうことは早々に済ませておくに限ります。
申請はこちらから。
やっておきたい②『予防接種』
海外旅行行くために予防接種というのは、いまいちピンと来ないことかもしれません。
しかし、日本みたいに安全で清潔な国とは違い、海外の、特に途上国に入国する場合は、予防接種が必要な場合が珍しくありません。
有名なものでいえば、黄熱病の予防接種があります。南米やアフリカの一部の国や地域では、黄熱病の予防接種済証明がないと入国できない場合があるほどです。
さて、ボリビアはというと、日本からウユニやラパスに行くだけであれば2019年12月9日現在、不要のようです。
以下のような場合は接種が必要です。
・ボリビア国内の黄熱病感染危険地区に訪れる予定のある場合
・黄熱病感染の恐れがある国を経由して入国する場合
\最新情報は各自チェックをお願いします/
しかし、絶対必須の予防接種はないとしても、受けておいた方が良い予防接種というものは存在します。ボリビアの場合で言えば、A型肝炎や破傷風などがそれにあたります。
\詳しくはこのあたりのリンクをどうぞ/
個人的にはA型肝炎の予防接種ぐらいは受けておいた方が安心できると思います。
予防接種はあくまでも保険みたいないものです。何もなければ「要らなかったなぁ」という悔やみ、何かあった時は「やっておけば良かった」と悔やむのが人間です。しかし、命や健康にかかわる後悔は、できればしたくないものです。
予防接種は、渡航の3ヶ月前を目安に相談にいきましょう。
予防接種の種類にもよりますが、
・渡航の数ヶ月前に受けなければならない(効果が発揮されない)もの
・2回以上打たないといけないもの
など、多くは渡航の数ヶ月前から準備の必要なものが多いです。出発前にドタバタ駆け込んでも間に合いませんので、早めに計画していきましょう。
予防接種を実施してくれる機関については、
「A型肝炎 予防接種 東京」
「黄熱病 予防接種 長野」
「海外 予防接種 名古屋」
などと、自分の住んでいる地域名を入れてネットで検索すると良いです。
やっておきたい③『高山病対策』
高山病とは、低地から高地に移動した際に起こる酸欠状態のことを指します。
都心にある日本の住宅であれば、海抜0メートル~数メートル、たいていは50メートルを下回るような低地です。
こういった低地にいる住んでいる人が、急に高い場所に行った場合に起こる症状です。あくまでも最悪のケースですが、死に至ることもあります。
こういったリスクを避け、楽しい旅にするために、以下の記事に詳しくまとめました。
\ウユニやマチュピチュに行く方は必見です!/
やっておきたい④『海外旅行保険』
海外旅行に行く時は、基本的に保険は掛けておくに越したことはありません。
ちょっと荷物を置き引きされるぐらいなら大したことではありませんが、交通事故にあったり、病気になったりするリスクを考えれば、絶対に保険には入っておくべきだと考えます。
海外旅行保険については、以下の3つのパターンが考えられます。
①手持ちのクレジットカードに付帯する保険がすでにある。
②事前にインターネットまたは店舗で加入する。
③出発直前に空港でも加入する。
①手持ちのクレジットカードに付帯する保険がすでにある。
いまの時代、クレジットカードには何らかの保険がついていたりします。
お持ちのクレジットカードにも、海外旅行傷害保険がついている可能性は高いです。ただし、保険の補償範囲はカードによってバラバラですので、事前にご自身で調べておくことをおすすめします。
十分な補償範囲を持つカードの場合もあれば、「これで足りるかな?」と心配になる場合もあると思います。
もし足りないと感じる場合は、部分的に別途保険に加入しても良いと思います。
②事前にインターネットまたは店舗で加入する。
クレジットカードの付帯保険では足りない場合、もしくはそもそも保険が全くない状態であれば、インターネットや代理店などで申し込みをすることになります。
個人的によく使っているのは、新・海外旅行保険【off!(オフ)】です。
インターネット上の簡単な入力のみで手続きが完了するので楽です。ネット保険の良いところは、余計な人件費などがかかっていない分、格安なところですね。
保険は、入っていないのは絶対まずいですが、かといってこだわりすぎてもキリがないので、ある程度の内容で十分です。たいていの場合、一番安いプランでも最低限必要な補償内容にはなっているので、あとはお好みで選んで大丈夫です。
③出発直前に空港で加入する。
特に国際空港などでは、出発ロビーに海外旅行保険を扱っている代理店などがブースを出しています。もしもの場合には、このタイミングで加入してもOKです。
しかし、判断力の低い、この出発前のタイミングでは、詳しく比較検討もできませんので、たいていは割高な保険に入ることになると思います。
できれば余裕を持って、早い段階から保険探しをやっておくと安心ですよ。
まとめ
・予約した便がアメリカを経由するなら、ESTAの申請は不可欠。
・早めに行動が鍵。予防接種には数ヶ月前から準備が必要。
・高山病対策は入念に!ちょっとの怠慢が旅行が台無しにする。
・後悔先に立たず!海外旅行保険の検討を。
とにかくこの4つは全てやった方が良いし、先送りしてもひとつも良いことはありません。
早めに終わらせて、残りの期間を楽しい旅の計画に使いましょう!
それでは皆さん良い旅を!
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