無事に新婚旅行の前半戦を終えて、成田空港に戻ってきたわたしたちは、そのままシャトルバスで羽田空港に向かって、空港内のホテルにチェックイン。
一週間しか経ってないのに、久々に食べる日本食は最高にうまい。
世界一周した私の経験上、日本は間違いなく世界一の、食の大国。
移動疲れもあり、あっという間に次の日の朝がやって来て、シンガポール、スリランカ(一泊)と経由して、モルディブに着いた。
モルディブって名前はよく耳にするけど、そもそもどこやねん、って方。
こちらです。インドの左下。
小さすぎて見えないですが、島国です。
正確には、小さな島の集まった国ですね。
水曜日のダウンタウン風に言えば、
ビーチなんて結局どこでも一緒 説
をかかげている私ですから、
「きれいな海」 が望みならば沖縄で十二分だろうと思ってしまうし、海外の解放感をプラスしたいなら、東南アジアにそんなビーチは山ほどあるぞ、と普段であれば声高に訴えるところですが、なにしろ今回は新婚旅行。
コスパだけで言えば最低レベルのクソ高い高級リゾートなんぞに、なんでわざわざ!と思うのは、
「私は日常生活に冒された凡人です。」
と宣言しているようなものです。
逆に言えば、そんな場所に大金を積んでいくようなことも、金輪際きっとないでしょうから、この経験ができるのは、「新婚旅行」という人生にたった一回のタイミングしかないのです。
そうと決まれば、徹底的に納得できるホテルを探そうと、さっそくトリップアドバイザーをひたすら見まくる毎日です。
そして導き出された結論が、こちら。
1. 水上ヴィラ
2. プライベートプール付き
3. 広い部屋
4. プライベート感のある場所(人が少ない/日本人が居ない)
大手のJTBやHISなんかで取り扱っているホテルは全部却下です!
そしてさんざん吟味した結果決めたのが、ドバイの高級リゾート「パームジュメイラ」で有名なジュメイラグループのリゾートです。
モルディブの島々は点々としていますから、中心地から近いリゾートであれば、ボートのみで行けたりもするのですが、今回選んだリゾートは少し遠目でして、マレ国際空港から、国内線飛行機で約1時間。
着いたら、すでに南国感がすごい。
奥の船着き場から、スピードボートでさらに15分。
メインランド船着き場。
メインランドから水上ヴィラのあるエリアまでは離れていて、船でしか行き来できないようになっている。ちょー静か。
部屋はクソがつくほど広いです。
このベッドルームは実はサブで一回も使ってない。
<
ちなみに、ウェディングドレスは、ドレスコーディネーターの妻が選んだ「ジェニーパッカム(Jenny Packham)」のもの。
ところで、2日目の夜だったか、ディナーの時に、「せっかくだし、シャンパンでも飲もうか!」と慣れないことを提案してみたのだが、
ウェイターに聞いたところ、グラスのシャンパンが切れてて、ボトルしかないとのこと。
2人ともそんなにお酒は普段から飲まないので、ボトルはなぁ~と思って悩んでいたところ、
ウェイターが「gqfm@sdd¥lp … なら有りますよ?」と言ってきた。
肝心のお酒の名前は全く聞き取れなかったのだが、ここで聞き返すのもダサイと思い、「じゃあ、それ下さい。」とか通ぶってみたわけです。
話の流れからして、シャンパン的なやつなんだろうと。
「シャンパンなの?」と聞くと、
「まぁシャンパンじゃないけど、スパークリングワインだよ。」と。
ほどなくしてウェイターがボトルをかかえて戻ってきた。
ん!ボトルなのか!? グラスって言ったじゃん!
とは思ったが、今さらそうやって聞くのもダサいので、黙ってシャンパングラスに注がれるのを待っていた。
ウェイターは私の目の前のグラスに、4分目ほど注いだ。
そしてそれから、どれほどの時間が流れただろう。1時間、いや2時間か?
というレベルで時が止まったが、実際には8秒ぐらいだと思う。
嫁さんの方のグラスに注がれたら乾杯しようと思っていたら、ウェイターは何もせず、静止している。
なんだこいつは!
と思ったら、ぎりぎりのところで気づいた。
あ、これ試飲待ちやん。
なんだこいつは!(私) VS なんだこいつは!(ウェイター)
である。
恥ずかしさで、その酒の味は覚えていない。
普段より早めに会計した。
コメント