というわけで、ハネムーンは南米へ。
日本からいきなり南米に行くとなると普通は「おっかなびっくり」なもんだが、ボリビアといえども、2回目となれば多少は慣れたもので、わりと順調にいった気がする。
何より、首都ラパスやウユニを経験しているので、一日にどのぐらいお金を使うかとか、ATMがどのぐらいあるかとか、ビザのこととか、空港での手続きとか、だいたい把握していたので、そのあたりのことが”手探り状態”の初回より気が楽だったかも。
反面、世界一周中の時のような長期旅行と違って、ミスができない緊迫感はあって、そもそもチケット買うときに、嫁さんの名前入力間違えてたらアウトだし、乗り継ぎの時間もガッチリ計画してないと、遅延とか欠航があるとアウトだし、まぁいろいろ緊張したのも事実。
世界一周中なんて、まぁダメだったらまた明日決めよう、ぐらいのヌルい感じだからね。
基本的にすべて個人手配でやったんだけど、他にも同じようなことがしたい人、きっといると思うので、いずれ一通りの手順をまとめようかと思ってマス。
わざわざ何で個人手配でやるかというと、一番は安く上げたいから。無駄な出費を省いて、別のところで贅沢をしたいから。二番目に自由だから。自分の好きにスケジューリングできるから。
で、今回の経路は、成田→ロサンゼルス→マイアミ→ラパス→ウユニ 。全部飛行機で確か27時間前後ぐらいの旅だったと思う。おそらくこれ以上早い乗り継ぎはほぼなくて、30時間前後だったらかなりいい線。もっと安い便なら40~50時間かかるのもある。
それにしてもウユニ、観光客増えすぎてすごかった(といっても他の国の観光地に比べれば全然少ないけど!)。5年前に行ったときはもっと町も閑散としてたし、日本人と会うのも、そんなに多くなかったけど、いまはもう本当に日本人だらけ。やっぱり鏡張りを見たい人が多いから雨季限定らしいけど。
あとでツアーのドライバーに聞いたら、今は日本人と韓国人ばかり、とのこと。
今回はスケジュール的にあまり余裕がないので、着いた日の夜に旅行代理店に行って、さっさと夜のツアーと次の日のサンセットツアーを決めてきた。
意外と、5年も前のことなのに、スペイン語が喋れている自分に驚く。言語って一回覚えると、結構忘れにくいのかな。そう考えると留学って相当見返りのいい自己投資だと思った。
そういえば前回来た時は、プラヤ・ブランカっていうウユニ塩湖のど真ん中にある、唯一の塩のホテルに泊まって、夜は一歩外に出ると満点の星空!みたいな状態だったんだけど、どうも最近は深夜発のツアーの方が良いみたいなので、それにした。(というか、そもそもプラヤ・ブランカはもうホテル機能は持っていない?ぽい。)
塩のホテル自体はクリスタルサマーニャとかルナサラダとか、他にもいくつかあるんだけど、プラヤ・ブランカ以外は塩湖の外(淵とでも言おうか)にあるので、たとえば宿から一歩外に出て、すぐに鏡張り!みたいな特典はない。鏡張りを見ようと思ったら結局車でしばらくかけて移動しないといけないので、「塩だけで作られたホテル」に泊まってみたいかどうか次第になると思う。
塩のホテルは、まぁ今回はいいかなーと思って結局泊まらなかったけど、初見の人は思い出程度にはなるかも。個人的な感想として、そんなにすごいもんでもない。最初ホテル入って、おぉ~~!!ってなるけど、30分もすれば何とも思わなくなるぐらいの感じ。
夜のツアーは深夜3時スタートで終わりが9時にした。実はプライベートツアーの場合は時間は自由に決められる。
ウユニ塩湖のツアーというのは、普通は他人と乗り合わせのツアーを組む人が多いんだけど、私の場合は一応ハネムーンってことで、すべてプライベートツアー(2人で車両貸し切り)にした。
新婚旅行でまで他人に気を遣いたくないというか、やっぱり時間が限られているから、他人の都合に引っ張られたくないというのが本音。あと、学生やバックパッカーなら分かるけど、いい歳の大人(私です)がケチるほどの差額でもない。
夜中の3時に旅行代理店の前集合だったので、3時に行ったらほどなくして名前が呼ばれ、車に案内された。
車はすべて4WDで、乗り合わせだと7人か8人?ぐらい乗ることもある、実際私が5年前に行った時は確か8人で乗ってた。その時は他人じゃなくて、一緒に旅してたメンバーだった(ラパスの宿で知り合った)し、当時はバックッパッカー的なわいわい感も楽しかったので良かったのだが、
改めて2人だけで乗ってみて思うのは、
2人最高だわ。俺大勝利wwwwwwwwwwwww
ぐらいの勢い、あった。
セミダブルのベッドに嫁さんと2人で寝てて、たまに1人で寝る時の広々感。正にあの感じ。
全員仲良しのグループならぎゅうぎゅうでも楽しいと思うけど、カップルとか夫婦で行くならせいぜい4人か5人までかなーと思う。正直。
ともかく、出発。
ドライバーが、他のドライバーと連絡を取り合いながら、「本日のベストスポット」的な場所に案内してくれる。他の車と離れたかったので、ドライバーにそう伝えて、ちょっと離れたところに止めてもらう。これも、貸し切りだからこその特権。
着いて速攻カメラセッティングして撮影。この時点で4時過ぎてたような気がする。
時間なさすぎワロリンピックTOKYO2020。
ひとつ反省ポイントを挙げると、せっかくのプライベートツアーなので、時間を前倒しにすべきだったこと。3時~9時を2時~8時にすれば良かった。3時っていっても、実際に塩湖の中に着くまで1時間ぐらいかかるから実質4時スタートになる。
そしてすぐに辺りが明るくなり始める。まじで時間ない。
静寂の中パシャパシャ撮ってると、けっこう二人は二人で寂しい。
けどまぁ、誰にも邪魔されない。それが至高。
オール自撮り。
プロカメラマンに頼んで撮影してもらうプランとかもあるみたいだけど、やっぱり自撮りに限る。プロっていっても本当のプロフェッショナルじゃないからね。
個人的に、すごい好きな写真撮るブロガーさんがいるので、その人にお願いして出張してもらおうかと思ったりもしたけど。自分とセンスが合う人がいるなら、プロ・アマ問わず、そういう人にお願いするべきだと思いマス!
改めて見ると、そこはかとなく漂うヤラセ感。
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