ウユニ塩湖に行きたいけど宿泊先が決まらない。
ボリビアに行ったことがなく選び方が分からない。
ラパスで一泊する場合はどのホテルがおすすめ?

 

そんなお悩みはありませんか?

海外に行ったことはあっても、南米まで行ったことがある人は少ないはず。部屋の画像を見ているだけでは、なかなか実際の部屋の状況が掴めず不安があります。

実際のところ、南米やボリビアの宿事情に詳しいのは、世界一周旅行をしたバックパッカーぐらいです。そのぐらい、ツアー旅行以外で南米まで行く人はあまりいません。

今回の記事では、世界一周旅行で1回、新婚旅行で1回、計2回ボリビアを訪れた私が、実際に使ったおすすめの宿を紹介します。

1.  ラパスの宿はどこがおすすめ?

これからウユニに行こうという、その直前のタイミングでのトラブルやハプニングはなるべく避けたい。おそらく多くの人はそう思っているはずです。

実は以前は、ラパスに日本人の方が経営されている「一番ホテルという宿がありました。しかし、残念ながらオーナーの方がご高齢に伴い廃業されてしまったようです。事前の予約、問い合わせは日本語で対応してもらえる数少ない宿であっただけにとても残念ですね。

私の場合は、Booking.com経由で「Hotel berlina(ホテル ベルリーナ)」を予約して泊まりました。個人的にはここをおすすめしたいと思います。

ラパスに泊まる上で注意したいポイント

通常であれば、トランジットの場合は空港から近いホテルがおすすめです。理由は以下です。

・移動時間が無駄
・もし出発が遅れたりしても近いと何とかなる
・土地勘のないところでわざわざリスクを増やしたくない

しかし残念ながら、ラパスの国際空港から徒歩圏内のホテルはありません。ホテルが集まっているのは町の中心地で、空港からはかなり離れています。

つまり、どのホテルに泊まるにせよ、タクシーなどで中心地で行く必要があります。まず前提として、この点を理解しておいて下さい。

Hotel berlinaのおすすめポイント

空港から近いホテルが存在しないとすると、選ぶポイントは距離ではなくホテルの質とコスパです。というのも、中心地のホテルはどれも距離的に大差ありません。

私が泊まった「Hotel berlina」は、ラパスらしからぬとても綺麗なホテルで、ドアマンがいます。フロントは24時間対応であり、英語が通じるスタッフもいることで欧米客にも重宝されているようです。

1部屋4,000円とか5,000円ですので、大人2人で泊まれば1人あたり2,000円代です。安宿を探している人には少し高いかもしれませんが、トランジットで一泊しかしない人、余計なリスクを負いたくない人にはおすすめのホテルです。

行きの便では当日乗り換えがおすすめ

行きは、ラパスで一泊せず、当日中にウユニへ行くことをおすすめします。
(帰りは、そもそも当日中の乗り換え便が存在しないと思います)

理由は高山病対策として身体を休ませるためです。
詳しくは以下の記事で解説していますので、興味のある方は読んでみて下さい。

2. ウユニの宿はどこがおすすめ?

ウユニは小さい田舎町なので、どこに泊まっても大差はありません。

その上で、ここはひとつはっきりおすすめしておきましょう。「HOTEL JULIA」(ホテルジュリア)で良いと思います。

ウユニの宿に泊まる上で注意したいポイント

日本人バックパッカー御用達の宿として一番有名なのは「HOTEL AVENIDA」(ホテルアベニーダ)だと思います。最近だとMANA(マナ)も有名ですね。長期旅行のバックパッカー宿で、ドミトリー(相部屋)に泊まることを前提としていればコスパの良い宿だと思います。

しかし、短期旅行者にはおすすめしません。理由は以下です。

・安い宿は必然的に不衛生になりがち。
・風呂やトイレが共同。
・若干寒い(日当たり、窓の厚みが薄い、布団の質が低い等の理由による)。
・Wi-Fiがつながりにくい。

宿によっても、時期によっても異なりますが、安い代償としてこういった傾向はあります。

私が1回目にウユニに行った時は、アベニーダに泊まってました。その時はすでに各国の安宿を渡り歩いていたこともあり、ほとんど不便さは感じませんでした。

ただ、アベニーダの場合はシャワーの使える時間帯が決まっていて、好きなタイミングで入れないというが結構ネックでした。しかも共同だから、ウユニ塩湖ツアーから戻ってきたタイミングで全員が一斉にシャワー待ちすることが日常でした。

ツアーから帰ってきて一刻も早く塩を落としたい時に、順番待ちはちょっとストレスかもしれません。

そこで私がおすすめしたいのが、HOTEL JULIAです。

HOTEL JULIA のおすすめポイント①:立地の良さ

まずホテルの立地をご覧下さい。

ホテルの目の通りを挟んで、斜め向かい(地図の右下)にあるのがウユニ駅。もうほんと目の前です。徒歩30秒ぐらいの距離感。

地図上には表示されてないけど、ホテルの数軒隣が日本人におなじみのツアー会社「ホダカツアー」があります。徒歩10秒とでもいいましょうか。激的に近いです!

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ウユニではとにかく「ウユニ塩湖に行く or 寝る」ぐらいしかやることがありません。利用するであろうツアー会社の近くに宿があると何かと便利です。

まず、ツアー会社に気軽に行ける。何度でも行ける。
ホダカツアーには徒歩10秒だし、その隣にはブリサツアーがあるので徒歩12秒。

とりあえず話だけ聞いて、あとでもう一回行ってみよう!とかも余裕です。
すでにツアー決めたけど、やっぱり内容変更したい!とかも楽勝です。
だって徒歩10秒だから。

それから、他の人と乗り合わせして安く済ませるツアーに乗っかりたい場合は、ツアー会社の入り口にある募集の貼り紙に記入することになりますが、その状況を気軽にチェックできるのもメリットですね。

実際にウユニ塩湖に出発する時は、ツアー会社 の前で集合になります。そういう意味でも、宿の立地としては最高です。つまり、集合時間ぎりぎりまで寝れる!(これは結構デカい)

私は通り沿いの部屋だったので、窓から外を覗いて、「お、そろそろ皆集まり始めたな・・・」とか様子見しながら、部屋でぎりぎりまでゴロゴロしてました。集合に遅れたくないから、心配してみんな早めに集まるんですが、行っても正直やることはありません。夜の集合だったら何となく夜道も不安でしょうからね。(ウユニは治安は悪くないからほぼ問題はないと思いますが)

ちなみに、地図の緑色の部分はアルセ広場という公園みたいな場所です。端から端まで歩いて1分ぐらいの短い通りですが、両脇に飲食店などが並んでいて便利です。宿から徒歩30秒なので、夕食はこの辺りで食べることになるでしょう。

そして、その公園を抜けて角を曲がったところにある、Extreme Fun Pub Uyuni!

いや、このパブには何の用もないのですが、この数軒隣(だったかな?)にアマゾナス航空のオフィスがあります。HOTEL JULIAからの距離は、徒歩2~3分程度。帰りの便のリコンファームも楽勝ですね。

HOTEL JULIA のおすすめポイント②:個室にホットシャワーあり

部屋の種類もいろいろあるので、ドミトリー(相部屋)は共同シャワーになりますが、トイレ・シャワー付きの個室がちゃんとあります。

もちろんシャワーは24時間使えます。ただ、混雑する時間帯(皆が使いそうな時間帯)だと水圧が下がったり、温度が温かくなかったりするので、時間をずらして上手に使いましょう。まぁこれはウユニのホテルならどこに泊まってもそうです。

HOTEL JULIA のおすすめポイント③:無料Wi-Fiあり

いまどき無料Wi-Fiは当たり前だけど、この宿もちゃんと対応してます。要パスワード。

フロントにあるルーター(電波を発信している機械)のみで運用しているようなので、なるべく階層が浅い(=フロントに距離が近い)部屋の方が、Wi-Fiが受信しやすいかもしれません。私は2階の通り沿い(窓の外が車道)の個室でしたが、Wi-Fiマーク3本がMAXだとして、2~3といった感じでした。

HOTEL JULIA のおすすめポイント④:意外に寒くない

ホテル自体はわりと質素なんですが(まぁどこもそうですけどね)、夜も特別寒くなく快適。シーツも普通に温かいし、ぐっすり眠れます。

これが、アベニーダみたいなドミトリー(相部屋)メインのバックパッカー宿だと、隙間風、シーツが薄いなどで結構寒かったりして、この差が結構デカいのです。

HOTEL JULIA のおすすめポイント⑤:朝食付き

最上階に食堂(というか、広い部屋)があって、朝はここで無料の朝食が食べられます。

食事の内容はめちゃくちゃ質素なので、ここに関しては全く期待しないで下さい!ウユニですからね、そこはご理解を。ただ、お湯が用意されているので、日本が恋しい方は、カップラーメンやみそ汁なんか作れると思います。

正直②~⑤は他のホテルでも同じサービスは受けられると思います。しかし、何より立地!これに尽きます。この立地の良さでスーパー快適なウユニ滞在が得られるのです。

ちなみに値段は、個室なら3000~5000円ぐらい(2人で泊まるなら1人あたりは半額)。ドミトリーで2000円ぐらいです。ちなみにアベニーダに代表されるバックパッカー宿の相場は、ドミトリー(相部屋)で1000円もしくはそれ未満という感じです。

もしあなたが長期旅行のバックパッカーで、旅人との出会いを求めているのであれば、ドミトリーも選択肢に入ると思います。しかし、そうでなければ、この金額差で安宿に泊まるメリットはあまりないかもでしょう。

現地で宿探しする場合に超大事なこと

・運悪くどこのホテルもいっぱいだった。
・希望のホテルが埋まっていたが、他のホテルは信用できない。
・予約はしていたのに、急にホテル側からキャンセルを言い渡された。

など、もし何らかの理由で現地に着いてから宿を探さないといけなくなった場合に覚えておいてほしいことを書いておきます。これは予約バッチリで何の関係もなさそうな人にも必ず読んでおいてほしいことです。

現地への到着を午前中もしくは午後のなるべく早い時間にすること。

これが、現地でホテルを押さえるために最も大事なポイントです。

たいていの宿はだいたい11時チェックアウトか、12時チェックアウトのところが多いので、そのぐらいの時間に行けば、チェックアウトする人がいます。チェックアウトする人がいるということは、部屋が空くということです。一斉に部屋が空くので、予約なしで訪れた場合に、最も泊まれる確率が高いのがこの時間帯です。

ちなみにHOTEL JULIAのチェックアウトは12時(チェックイン開始は13時ですが、まぁ部屋の掃除が済み次第入れてくれます)。

こういったことを考えると、飛行機のスケジュール組みがいかに重要であるかが分かると思います。夕方や夜に到着する便を選んだ場合は、そういう融通が利かないことになります。

私も旅の中で、夜の便で到着し、土地勘のない場所で何の情報もないまま、ひたすらホテルのフロントで宿泊を断られつづけた経験があります。暗い、怖い、本当に泊まれるのかな、などとても心配になります。

私が日本からウユニに行った時はラパスから14時の飛行機に乗って、宿に着いたのが15時半ぐらいだったと記憶しています。その時点ではまだ他に空き部屋はあるようでしたが、17時ごろに訪れた旅行者は満室だと断られていました。ご参考まで。

たとえば、現地に行ってから宿を選びたいけど、いざその時になってみるとどこも満室だった、みたいな状況を避けたいのであれば、保険として、どこでもいいので適当な安い宿を最初の一泊分だけ予約しておくのも手です。良いところが見つかればそこに泊まればいいし(その代わりキャンセル料は取られますけどね)、ダメだったら予約していた宿に泊まって次の日にまた探せばいいです。

 

以上、ラパスとウユニのおすすめ宿でした。

 

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