ボラカイ島のホテルのおすすめは?
南国らしい開放的なリゾートはあるかな?
家族連れでも泊まれるホテルもあるの?
そんな疑問を解決します。
この記事では、フィリピン・ボラカイ島で絶対に泊まってほしい高級ホテルを紹介します。
私は実際にボラカイ島に旅行する際、とにかくホテルを探しまくりました。値段、立地、眺め、サービス、あらゆる面を考慮して選びぬきました。そして最後に候補として残ったホテルをここでシェアしたいと思います。
ボラカイ島への旅行を検討されている方には、ぜひ知ってほしいホテルばかりなので、ぜひ読んでみて下さい。
それではいきましょう!
最初に知っておきたいボラカイ島マップ
ボラカイ島は、島の西側に4km続く「ホワイトサンドビーチ」がメインビーチです。このビーチはあまりにも長いので、エリアを3つに分け、ステーション1~ステーション3と呼ばれています。
またこのステーション1~3とは別に、その北側にある「プンタパンガビーチ」をステーション0と呼びます。
高級ホテルだと、立地は結構重要になってきます。なぜならホスピタリティはどこも高いからです。
それぞれステーションごとに特徴がありますので、ステーション0から順にホテルを紹介していきたいと思います。
ステーション0
ステーション0は、ホワイトサンドビーチの最北端よりも、さらに北にあるプンタパンガビーチ周辺を指します。
ここには基本的に高級リゾートしかなく、ホワイトサンドビーチとは全く違って、観光客があちこち行き来していることもありません。
また、ホワイトサンドビーチでは禁止されているビーチベッドも、ステーション0のホテルのビーチでは許可されており、「ビーチベットに横たわって、海を眺めながらまったりする」といった定番のリラックスタイムを過ごすことができます。
難点としては、Dモールまでが遠く、トライシクルで10~15分程度かかります。ちょっとブラブラしたい、食べ歩きしたい、といった時は不便です。
ちなみに私はこの課題を解決するために、ステーション0のホテルに3泊、ステーション2のホテルに4泊というプランにしました。滞在中にホテルを変えることで、2つのリゾート、立地、楽しみが味わえて、結果的に大正解でした。
それではステーション0のホテル紹介です。
シャングリラ ボラカイ リゾート アンド スパ
出典:Booking.com
ボラカイ島のトップオブトップはこのホテルで決まりではないでしょうか。1泊6万円~。
ホワイトビーチの北側、ステーション0に位置するこのホテルは、唯一完全に分離されたプライベートビーチを持っています。
草木に囲まれた、南国らしい景色の中に埋め込まれた高級ホテルの建築物。これぞ日常を忘れさせてくれるリゾートです。
お値段も最高ランクですが、一度は泊まってみたいホテルの筆頭と言ってもいいでしょう。
人気の部屋はかなり早めに埋まっていきますので、早い段階から調べておく必要があります。
カティクラン空港への無料送迎付き。
出典:Booking.com
出典:Booking.com
場所はこのあたりです↓
モーベンピックリゾート アンド スパ ボラカイ
出典:Booking.com
シャングリラのすぐ南側に位置するのが、モーベンピックです。1泊2.5万円~。
このホテルは、TBSの人気番組「7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート」で2018年4月に紹介されており、ボラカイ島で最大ともいわれるプールが特長です。
シャングリラに少し寄せているのか、敷地内にヤシの木などの草木が多く植えられているところが印象的ですね。
この後に紹介する「クリムゾン リゾート アンド スパ」と繋がったプライベートビーチを持っています。
出典:Booking.com
出典:Booking.com
場所はこのあたりです↓
クリムゾン リゾート アンド スパ
出典:Booking.com
モーベンピックのすぐ南にあるのが、このクリムゾンです。一泊2.7万円~。
ボラカイ島の再開(2018年)後にオープンした真新しいホテルで、ここもTBSの人気番組「7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート」で2020年1月に紹介されています。その時のリポーターはバナナマンの日村さんです。
実は、漫画ワンピースの作者である尾田栄一郎先生も宿泊したという人気ホテルです。
プライベートビーチは、モーベンピックと繋がっているので完全なプライベートではありませんが、観光客の多いホワイトサンズビーチとは異なり、かなりゆったりした雰囲気で、リゾートらしい時間が過ごせます。
毎週土曜日はプールで泡パーティーがあります。といっても、パーティピーポーばかりの泡パーティではなく、基本的にはファミリー層などが多いため、おだやかな泡パーティーです。笑
カティクラン空港への無料送迎付き。
出典:Booking.com
出典:Booking.com
実際に泊まってみた!なぜここを選んだ?
私がホテルを選ぶ際に重要視していたのは、ホテルの部屋から海が見えるかどうかです。
せっかくフィリピンまでやってきて美しいビーチが目の前にあるのに、部屋の窓を開けたら”道路”、”工事中の建物”、”民家”というのは悲しいし、少しの金額の差でテンションが下がるような選び方をしたくなかった、というのが理由です。そしてそういう部屋は結構あります。
少なくとも、同じホテルの中で海が見える部屋と見えない部屋があるなら、私は海が見える部屋を絶対選びます!
このホテルはほとんどの部屋が海側に向いており、開放的な景観が魅力ですが、その中でも私が選んだのは、特にバルコニーからの眺めが素晴らしい「デラックス シービュー」ルームです。
部屋は天井が高く、部屋の端から端まで、床から天井の高さまでの広い窓で明るさMAX、部屋からの景色の良さもMAX。
インフィニティプールとプライベートビーチを見下ろす景色を毎日眺められるのが、とにかく最高の一言です。
ビーチ側に夕日が沈むので、サンセットをバルコニーから眺めながら一杯、が日課になります。
場所はこのあたりです↓
ステーション1
ステーション1は、ホワイドサンドビーチの北側おおよそ3分の1のエリアを指します。
Dモールがあるステーション2に比べると比較的静かで、高級ホテルが点在しているエリアでもあります。
ステーション1の南端(ステーション2との境目)までいくと混雑しており、必ずしも「ステーション1=静か」というわけではありません。どの位置にあるホテルであるかが重要です。
リンド ボラカイ
出典:Booking.com
ステーション1の中でも北側に位置するのが、このリンドです。1泊3.5万円~。
このホテルの特長は、何といっても屋上一面に広がる庭園です。鳥かご型のソファスペースが一定間隔で並んでおり、その先に進むとビーチ側にインフィニティプールがあります。
ホテルは、とても落ち着いた配色の中に一色のアクセントを効かせたデザイナーズ建築で、中途半端に派手な内装が多い中級ホテルと違って、さすが5つ星と思わせるデザインです。
プライベートビーチはありませんが、ステーション1なのでビーチも比較的静かです。
カティクラン空港への無料送迎付き。
出典:Booking.com
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場所はこのあたりです↓
ディスカバリー ショアーズ
出典:Booking.com
上で紹介したリンド ボラカイの少し南に位置するのが、このディスカバリーショアーズです。1泊3万円~。
ステーション1の北側の位置しているので、観光客も比較的少なめで、落ち着いたビーチを楽しめます。
部屋はどれもモダンなデザインの内装で美しいですが、中でもビーチを見ながらジャグジーに入ることができるプレミアルームは圧巻です。1泊のお値段(5万円~)を考えると非常にアリだなと思います。
カティクラン空港への無料送迎付き。
出典:Booking.com
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ディストリクト ボラカイ
出典:Booking.com
ステーション1の南側、ステーション2の境目に近い位置にあるのが、このディストリクト ボラカイです。1泊2.5万円~。
Dモールまで徒歩2分という立地なので、Dモールで買い物や食べ歩きをしたい人にとっては最高です。
ホワイトサンドビーチを北側に歩いていく観光客は、皆必ずこのディストリクトの入り口を見るというほど、印象的な玄関のホテルです。
ガラス張りの玄関を通って、毎日ビーチで出ていく自分を想像しただけでテンションが上がってしまいます。
出典:Booking.com
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場所はこのあたりです↓
ステーション2
ステーション2の良さは何といっても、立地の良さではないでしょうか。
ボラカイ島にはDモールという商店街があり、ここに中心に島が発展しているといっても過言ではありません。ボラカイ島にあるほとんどの人気ホテルや、人気飲食店はこのあたりに集中しています。ショッピングや食べ歩きをしたい人には持ってこいのエリアと言えるのが、このステーション2です。
反面、観光客は基本的にDモールとステーション2に集中しており、ビーチリゾートならではの静かでリラックスした空間というのがあまりありません。波の音を聞きながら読書に耽りたい、といった人には向いていないエリアかもしれません。
ヘナン リージェンシー リゾート アンド スパ
出典:Booking.com
ステーション2のど真ん中とも言える場所に位置しているのが、この「ヘナン リージェンシー リゾートアンドスパ」です。1泊1.5万円~。
ホテル自体は、他のヘナングループと比べると、モダンというより、トラディショナルなデザインになっています。Dモールまでは徒歩5分程度。
そして、このホテルの最大の特徴は「凱スパ(KAI SPA)」です。
ボラカイ島のヘナングループのホテルの中で、唯一スパを併設しているのがこのヘナンリージェンシーですが、ヘナングループの他のホテルからは、フロントに言えば予約ができます。
この値段で、この立地、そしてスパ併設は、コスパ高いです。
出典:Booking.com
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出典:agoda
スパ体験記:
実はこのスパは同じフィリピン・ボホール島の「ヘナン リゾート アロナビーチ」にもあって、そこに宿泊した際に妻と何気なく受けたのですが、終わった後に2人とも顔を揃えて言ったのが「このスパ、めちゃくちゃ良かったよね?」です。そのためだけにまたボホール島に行きたいとすら思いました。そんな思いを引っさげて、今回はボラカイ島の「凱スパ」を体験。メニューは前回と同じ「フィリピーノタッチセラピー(60分)」を選びましたが、やはり最高でした。価格の目安は、1分100円ぐらいなので、日本のマッサージ店の感覚で言えば、高くも安くもない価格です。しかし日本の高級スパ、ハワイの高級スパと比較するとどうでしょうか。そう考えると、ボラカイ島の「凱スパ」のコスパはすごさが分かります。ビーチで客引きしているような素人スパとのクオリティの差は、言うまでもありません。
コースト
出典:Booking.com
上で紹介したヘナンリージェンシーのすぐ南に位置し、ボラカイ島の中でも1、2を争うほど人気の高いホテルがこの「コースト」です。1泊2.5万円~。
このホテルの特長は、モダンな内装、抜群の立地、カティクラン空港への無料送迎です。
ボラカイ島では、5つ星クラスのホテルになると空港からの無料送迎も珍しくありませんが、2万円代から泊まれる「コースト」のような4つ星クラスのホテルだと、空港送迎はかなりレアで、ここがかなり評価されています。
さらに、アイスクリーム食べ放題という、ファミリー向け、カップル向けのキラーコンテンツを持っています。笑
唯一の弱点は部屋からの眺めが期待できないことですが、それでもコスパを考えると、ものすごく丁度良いバランスのホテルです。
出典:Booking.com
出典:Booking.com
場所はこのあたりです↓
ヘナン パームビーチ リゾート
出典:Booking.com
ヘナングループの中で最も新しい、2018年オープンのホテルがこの「ヘナン パームビーチ リゾート」です。1泊2万円~。
ビーチ側の2階がスカイプール兼インフィニティプールになっていて、ビーチを見下ろせる形になっているのが最大の特長です。ビーチ側ギリギリにプールが設置してあるホテルは結構少ないので、ボラカイ島の中では貴重です。
ホテル内は、他のヘナングループホテルと同じくモダンな内装になっており、サービスも申し分ありません。
出典:Booking.com
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実際に泊まってみた!なぜここを選んだ?
ひとつは、過去にヘナングループのホテルには宿泊経験があったので、そのコスパの良さとクオリティの高さに信頼があったこと。もう1つは、部屋から見える景色です。私が選んだのは「プレミアシービュールーム」で、バルコニーがビーチ側に向いた5階、6階(最上階)のみ、8部屋しかありません。この贅沢な景色を毎日部屋から眺めたかったというのが最大の理由です。
どのホテルに泊まっていようと、一歩ビーチに出てしまえば綺麗な海は誰でも楽しめますが、部屋からの景色は泊まっている部屋次第です。
ボラカイ島にはヘナングループのホテルが沢山あり、かなり悩むところです。
【ボラカイ島にあるヘナングループのホテル一覧】
・ヘナンパームビーチリゾート
・ヘナンクリスタルサンズリゾート
・ヘナンガーデンリゾート
・ヘナンラグーンリゾート
・ヘナンプライムビーチリゾート
・ヘナンリージェンシーリゾート&スパ
・ヘナンパークリゾート
ざっくり言うと、ホワイトサンドビーチに面していないホテルは少し安いです。部屋から海が見えなくても良ければ、「ヘナンラグーンリゾート」あたりがコスパが良くおすすめです。
私はどうしても部屋からの眺望にこだわりたかったので、ヘナンパームビーチリゾートにしましたが、条件の良さは以下の通りです。
海が見える部屋があるホテル
・ヘナンパームビーチリゾート(多め)
・ヘナンクリスタルサンズリゾート(少なめ)
・ヘナンリージェンシーリゾート&スパ (少なめ)
インフィニティプールがあるホテル
・ヘナンパームビーチリゾート
・ヘナンクリスタルサンズリゾート
ビーチ直通のホテル
・ヘナンパームビーチリゾート
・ヘナンクリスタルサンズリゾート
・ヘナンガーデンリゾート
・ヘナンプライムビーチリゾート
・ヘナンリージェンシーリゾート&スパ
この中でも、「ヘナンクリスタルサンズリゾート」とどちらにするかかなり悩みました。
【参考】2017年オープンのヘナン クリスタルサンズ リゾート
出典:Booking.com
特にクリスタルサンズのスカイプールはかなり魅力的なので悩まされましたが、クリスタルサンズの方が海が見える部屋の数が少なく、眺望の良さが少し劣るように感じたため、ヘナンパームビーチリゾートに決めました。
それともうひとつ、決め手になった点があります。そしてこれは、意外と知られていないお得情報でもあります。
実はこのヘナンクリスタルサンズリゾートのスカイプールは、宿泊者じゃなくても利用ができるのです。
これは「デイリーパッケージ」というサービスで、大人1,200ペソ、子供5~9歳650ペソ、0~4歳400ペソ払うと、スカイプールの利用と、ランチビュッフェがついてきます。(1ペソ=約2円目安)
ならば、スカイプールはこのデイリーパッケージで利用して、宿泊はパームビーチの方にすればいいじゃん、という結論です。
私は1歳の子どもを連れて、このデイリーパッケージを利用しましたが、なぜか子供の料金は要らないと言われたので、実際には夫婦2人分のみの料金でOKでした。
レストランでデイリーパッケージ利用を伝えて先に会計をすると、手首に紙のリストバンドを巻いてくれるので、それがプールおよびレストランへのパスになります。よくナイトクラブに行くと巻いてくれるアレと同じ仕組みです。
場所はこのあたりです↓
ステーション3
残念ながら、ステーション3エリアで候補に残ったホテルはありませんでした。ステーション3では、高級ホテル、高級リゾートはあまりなく、比較的小さめのホテルや宿が多いです。
またステーション3は、マリンアクティビティ(パラセーリング、ジェットスキー等)の発着地でもあります。
ステーション2に比べると、いくぶん静かになっていきますので、値段を抑えて、静かなビーチをお探しでしたらステーション3も悪くないと思います。
その他
ステーション0~3以外にもホテルはあります。それは主に、島の反対側(東側)のビーチに面するホテルです。
有名どころだと「サヴォイホテル ボラカイ ニューコースト」、「フェアウェイズ&ブルーウォーター」などがあります。
アクア ボラカイ
出典:Booking.com
アクアボラカイは、まだあまり知られていないホテルです。それもそのはず、このホテルは島の西側にあるホワイトサンドビーチではなく、島の東側にあるブラボッグビーチに面しています。1泊2万円~。
ホワイドサンドビーチ側はビーチ自体は美しいものの、ステーション2を中心に観光客がかなり多いので少し辟易する人もいるかと思いますが、島の逆側のビーチはいたって静かで、全く別の時間が流れている場所です。
このホテルの目玉は、1室のみの超豪華「イビサ プレジデンシャルスイート」です。屋外プライベートスペース付き、巨大プライベートプール有り、ビーチ真の前、広さ180平方メートルという、えげつないゴージャス部屋です。お値段20万円也。もちろん高いのですが、モルディブの高級ヴィラに泊まるよりは安いです!
出典:Booking.com
出典:Booking.com
場所はこのあたりです↓
以上、ボラカイ島で絶対に泊まりたい!おすすめ高級ホテル10選でした。
人気のホテルは予約が埋まってしまいますので、ぜひ早めのご予約を!
ホテルの個人手配に抵抗がある方は、ネットで予約してしまうのもアリですよ
→ 海外航空券+ホテルがお得!<エアトリ>
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